編集後記(2002年 2月 2日号)


【No.0479】 このコーナーは「週刊ゆたんぽ」をパクって作られています。


 これでも以前の 2日分くらいは書いております。 2日に分けてお読みください(なぜ)。

●自他共に認めるオヤジ

 さとこがいよいよ結婚することになり、運良くオレのいる日に店に飲みに来た。 2月には名古屋へ行ってしまう、とは聞いていたが月初めにいきなりかい。 かなにも声をかけてゆっくり会食でも、というつもりだったのになぁ。

 よく考えてみればお互い見知ってから長い。 小学校、中学校、高校、バイト先〜現在、計 18年。 とりたてて親しかったわけでもなかったが、ちょうど火星の公転のごとく(1.88年かよ)、近づいたり離れたりを今でも繰り返している。 くっついたことはないけどね。

 性格を一言で表すならば…ちゃっかり型「恋は盲目」女(どんなんだ)。 男は料理の腕を自慢してはいけない、というオレの最近の持論を確立させた原因でもある。 なぜって、自慢してると料理できない女ばっかり寄ってくるから(笑)。

 そういえばオレに近い友人が結婚するのは初めてであった。 平均初婚年齢はすぐそこだというのに、まだまだみんな青く見えるし。 さとこは特に家事とか身についてないはずだから、結婚の話を聞いてからはそればかり気がかりだった。 ってオレ 9割方新婦のガンコ親父だ(笑)。

 「今日はいくら払ってくれる?」とか要求するくせに(笑)、精一杯がんばってこいよと励ましてやったら泣かれてしまった。 周りのお客さんはどういう目で見てたんだろうね。 そういう話で泣かれるのも悪い気はしないな、となぜか満足げな福澤さん、オヤジ度メーターは 98%を指そうとしておりました。

●BGM は「メキシカン・ハット・ダンス」

 アホの鈴木、もとい鈴木宗男ネタは扱いませんから。 書くだけ紙面のムダだと思うし。 ドタバタ劇もさることながら、オレは饒舌な不届き者は生理的に受け付けんのだ(笑)。

●余韻に浸れ

 火曜日の「こたえてちょーだい!」見た人っている? シングルファーザー特集だったんだけど、生放送でよくああいう企画やれるなぁとハラハラしながら見ていた。 ゲストがマルシア(娘 1人)、トミーズ雅(娘 3人)ではボロボロに泣けと言われてるようなものじゃん。 実際そうだったし。

 再現 VTR 後編で娘役だった子。 胃ガンで夭逝した母を思い出すが「ママの顔がだんだんわからなくなっちゃう…」とマジ泣きするシーンは強烈の一言であった。 VTR が終わってからも、川合俊一がそのシーンのことを口にしただけで一同わぁっと泣き崩れるほど。 菊間さんは「いいものふぁんくらぶ」が終わっても鼻をグスグスいわせていたし。 株急騰(笑)。

 んでその 1時間後、「笑っていいとも!」に大鶴義丹が出ていた。 マルシア泣いてたね、とタモリに振られ「けっこうインチキ多いですけどね」とあっさり言い切った(爆笑)。 ちゅどーん。

●断言はできないが

 こちらは水曜日の「ためしてガッテン」ネタ。 「キムチモン」なるアニメが韓国にあるらしい(笑)。 少しだけ紹介されていたが、こりゃ確かにキムチモンスターだ、と思わせながらもポケモンのことは何も言わなかった(笑)。 おいおいパクリ以外の何者だよ。

 …と今調べてみると、正確には「キムチモン」ではなくて「チェチェポン・キムチマンが正しいようである。 位置付けとしてはポケモンではなくポパイやアンパンマンに近いらしい。 パクリと決めつけんなよ NHK (笑)。

●黒地に黄色だもん

 「ビューティー・コロシアム」の時間帯、岡山では「ニョッキン7」という寒い番組をやっているのです金曜の話。 玉野市特集のゲストは肥後克広(ダチョウ倶楽部)なんだけど、なぜか予告で川田利明(全日本プロレス)スタンディングスリーパーで襲いかかるの(笑)。 ご丁寧にモザイク付きだったがそれはムダ。

 家庭教師から帰ってきてさぁ見るぞ、と思ったらビデオテープが擦り切れててまるでわけわからん(笑)。 誰か録った人見せてね。 なぜか再放送が 2回もあるのは気にしてはいけない。

●ロスタイムは終了未定

 いつの間にか応援コーナーまでできてるとは。 たそがれイリーさん深く感謝申し上げますですよ。 そりゃまオレだって道徳的な話をしたい気持ちはあるけれど、ぶちまけてしまっては自分でも収拾がつかないのでみなさんの解釈におまかせします。 事情がつかめてない方はこちらこちらを。

 トゥキンヘッド一味(ボウズ除く)はオレのいない月曜に再び現れた。 受け答えについては店長にいろいろ言い聞かせてあったのだが、連中は開き直りモードでとんでもないことを言い出した。

 我が耳を疑ったぞおい。 何だい中途半端な弁護士みたいな理屈並べてくれちゃって。 あまりにショックで一瞬ボーゼンとしてしまったではないか。

 事実関係を確認。 抜き取られた伝票は通し番号などで幾重にもチェックしており、連中の卓の伝票から何者かが 1枚抜き取ったのは確か。 その 1枚に何が書いてあったかもほとんど裏付けできている。 状況証拠は全て揃っており、具体的に誰がやらかしたのかだけがわからない状態である。

 あとここから新情報。 実は伝票には枚数も書き込んであって、精算の際にそこまでチェックしていればその場で摘発できたのだ。 しかし 5年半の史上そんな事例はなく、上・上得意様だからと信頼しきっていた。 しかも連中は声を揃えて、レジの店長を急かしたのだ(いつも渋るクセに)。 そりゃチェックも手元が狂う。 そのことが「錯誤」を助長させる「欺罔行為」とみなされた司法判断がなかったかね。

 刑事告発できない状態なら悪びれてもいいってのか。 もはや反省の色は微塵も見られないようだし、犯人が誰であれ不足分を払うとした約束も勝手にホゴにされたらしい。 可能な限り穏便に済ませたいと思っていたのだがもう無理だな。 埒があかんからそれなりのところに相談しますので、と告げると「疑われてるんやったら来にくくなるなぁ」と捨てゼリフを吐いた。

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 解決になってない。 全然解決してないやん。 連中は反省しないわけだし、またノコノコと来てナメた真似をされたのではかなわん。 入店禁止処分が下らなければ仕事なんかできない。 店やめなきゃいけなくなる。 このままじゃ今後も悩みは尽きないのだからきっぱり対策を取れ、我々バイト生を守ってくれ、と思わず店長に詰め寄ってしまった。

 店長は前の職場で 20年もヒラ社員を続けてリストラされた人。 叱られてもひたすら頭を下げれば済むと思ってる。 確かにオレの方が上司に見えなくもないのだが、オレはバイトだから責任を伴った行為はできない。 店長の権限で処分してもらう必要があるのだ。 どうにもできないなら親会社の目付氏に報告して判断を仰げ!

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 木曜にまた来た。 気がつくとオレは、無意識のうちに店長を突き飛ばしてしまっていた。