編集後記(2001年10月29日号)


【No.0466】 このコーナーは「週刊ゆたんぽ」をパクって作られています。


 (1)(2)(3)はこちら。 10日ぶりの言い訳はなし(笑)。

●ある店の風景(4)

 風邪を引きました。 ええやられましたとも(再確認)。 大した肩書きもない身分なのになぜか忙しくなってくるこの時期、ゆっくり寝て治すわけにもいかない。 半ば逆ギレ気味に身体にムチ打ち、虚勢を張って走り回りメキシコへ抗生物質を買いに行く(誤)。

 とまぁ逆全開モードのつもりだったのだが、火曜についに倒れてしまった。 この日はいつものように店長代理の 10時間労働(代わりがいないので)。 だんだん熱が出てきてフラフラになってきたところで、店長が普段から仕込みを怠っていたツケがどっと出た。 そうでなくても忙しかったのに。 気がつけばカウンターにあからさま女子高生 3人組が慣れない酒を飲んでるし、それをオーナーさん(はっきり言ってストーカー)が店外から目ざとく発見してて小言をエンエンと聞かされた。

 あかん胃がおかしい。 まいったなぁオレは胃は丈夫なはずなのに。 んな状態で大将ヅラできるわけもなく、とにかく椅子に座って休憩しようとする。 次の瞬間…時刻はオーダーストップを過ぎていた。 2時間ほど気を失っていたらしい(爆笑)。 その間ずっと岡村くん(仮)に店内を任せっきりだったとは。 うわー申し訳ないどころじゃないなぁ、かつてさんがやらかしてくれた痴態と同レベルだ(爆笑)。 結局岡村くんはきっちり閉店時刻で帰ってもらい、午前 4時までかかって後片付けをした。

 変な職場だよなぁ。 理想論で客商売ができると今でも思ってるオーナーと、自分がオーナーに頭を下げれば万事丸く収まると思い込んでる店長。 オレや勉蔵さんが奔走しなかったらこんな店とっくに潰れてるっつーの。 でもそれ以上に特殊な事情と魅力があるし、まだしばらくはお世話するつもりでいる。 そのためにはまずコピーロボットが欲しい。 いやマジで。

●今時こんな話題

 コスタールで 100G スロットをやってたら、30分で 777 が 4発出ちゃった。 3000枚で始めたのがあっという間に 60万枚を突破。 んなところで運を使うんじゃないよー、と思っていたらその後 4時間さっぱり出ず 40万枚を割り込む(笑)。 やっぱギャンブルってそんなもんかね。

●ある店の風景(5)

 前号の「ある店の風景(3)」に大きな間違いがありました。 誰と誰が結婚したという話、くん本人は何の関係もありません。 お詫びして訂正いたします。 勉蔵さんのお母さん、既に言いふらしてたら訂正行脚をお願いします(爆笑)。

 ありゃめぐみが悪いんだべ(責任転嫁)。 「うちのお姉ちゃんとココ(→いくえも結婚してるんですよ」なんて言い方するから。 まーその時は客席にあまりいたくなかったので確認を怠ったんだけどね。 やっぱりみなさんそういう情報は敏感ですか。

 …という話を後日したのだが、めぐみがついでにビックリ情報を持ち込んでくれた。 4月 9日号などで扱き下ろした「ヌルハチラーメン」(誤)、チューバの後輩くん(肉屋の息子)が後を継いだらしい(関係者卒倒)。 ついでにお見合い結婚なんかしちゃったらしい(関係者爆笑)。 あちゃー、もう酷評できなくなってしまいました。 今後は黙秘で(笑)。

●ある店の風景(6)

 ねーさんがついに店を辞めてしまった。 正確には「戦力外希望」だったが。 引っ越して以来、昼のパートとの兼業に体がついていかなくなったとのことで、いよいよ昼が忙しくなるためもうここらでよか、と(プチ西郷)。

 弱音を吐いたりしない人だから、「疲れた…」の言葉を聞いたときにはまずいと思ったね。 娘 2人はもうかなり大きくなったものの、昼のパートに出て家事もこなして午後 10時から店に出るのは誰でもしんどいはず。 そんな生活を週 3回、4年半もの間続けてくれたのだ。 もっと早く代わりの人材を育てられなかった店にも非があるのだが。

 んなわけで金曜深夜、最後の仕事を無事終えられたところでいつものファミレスへ。 ねーさんは昔そこで昼の仕事をしていて、今でも大の仲良しという店員さんと顔を合わせる。 うちの店からは店長、勉蔵さん、真里っぺ、あと元店長も集合。 急遽開いたにしてはいい送別会になった。 あとかなにも声をかけたがシンデレラ爆睡中(笑)。

 主賓が激辛党だから、さん特製ピザ(シンガポール国旗付き)にはタバスコをたっぷりとね。 ふっふっふオレの時代だ。 どうやら激辛党らしい真里っぺは平気らしかったが、お約束通り店長は悶絶(笑)、お口直しにチョコレートケーキ&生ビール(笑)。 元店長も紅茶でお口直し、砂糖は 3本(笑)。

 うん? 紅茶の味がおかしい? …ウンウン確かに塩辛い(爆笑)。

 ふと思い出した。 ついさっき、砂糖の中に数本背の低いものが混じっていたような気が。 そうか、普通スティックシュガーは封をちぎって使うもんな、開封されててもわからないわけだ。

「誰かがイタズラしたんだろう」
オレ「たぶん背の低いヤツがそうっすよ」
わかった、誰かがこっそり塩を入れたんじゃないかな」

 みんなわかってるってば(爆笑)。 いつもの展開なのだが、さらにその後「炭疽菌?」なんていうオチがつくあたり、嫌な世の中だなぁとしみじみ。

 さんも交えて写真撮影をして解散。 4年半ってあっという間だったなぁ、飲みに行ってないし辛いものも食べに行ってない。 もちろん今後も事あるごとに声をかけるんだけどね。 花束を抱えて帰るねーさんを見送りながら、自分が辞める日にもこれくらい惜しまれつつ去りたいな、と思うと淋しくてたまらなかった。 あと 2時間ほどで夜明け、外気は寒いくらいであった。

●時と都合を選ばず

 …の後 1時間睡眠ののち蒜山登山へしゅっぱーつ(爆笑)。 うっそだろぉと自分でも思うがしっかりハンドルを握る。 何せ明日は雨、当初の予定通り座して中止を待つわけにはいかないのだ。 と母が言う(笑)。

 詳しくは「山(やまごよみ)暦」に書いてあるので読んでけれ。 風邪も完治しておらず 60%な体調で、おまけに右ヒザの調子も 60%くらい。 距離こそ短いものの上りも下りもひどく急で、両方ともヒザを破壊されてしまった。 かなり天気もよかったがたかが中国山地、何のために無理して登ったんだろうと後悔するが祇園祭は終わりにけり。 まだぜーんぜん治っておりません。 あーあ。

●ある店の風景(7)

 そして午後 10時からバイト(爆笑)。 ねーさんの不都合(のため退職が早まった)でオレに役が回ってきたのを知ったのが前々夜(笑)。 あーまったくもう。 真里っぺのおかげで片付けはすんなり終わったのだが、やっぱりヒザはボロボロだったとさ。