まだネタを吐き出しきれてませんスマソ。 でも次はいつ?(笑)
酷道 429号線とは、倉敷〜福知山 というえらく中途半端な都市間を結ぶ国道。 手元に地図がある人は確かめていただきたい。 元々あった道をテキトーにつないだとしか思えないルート設定なのだ(笑)。 岡山県内の酷さはある程度知っていたが、以東にも激しく酷い区間が多数あるとの情報を手に入れ、これは一度行かねばと思っていた。
午前 7時、Rokky 氏のパジェロミニ(喫煙車)でスタート地点へ出発。 全線走破を目指すのだから一切手は抜かない。 水玉ブリッジライン 300円を支払い、わざわざ玉島バイパスの分岐点へ(地元民爆笑)。 玉島市街から霞橋(モロに渋滞中)を経由し、倉敷駅前を通り吉備路へ。 渋滞で時間を食ったということは、やはり出遅れたのかなぁ。
山手村に入ると道は改良工事中なのだが、何の前ぶれもなく点滅信号を右折(笑)。 地元民でも知らない人が多いが、429 の本線はめっちゃ狭い家並みの中を通るのだ。 もちろんカーナビは封印中(笑)。 Rokky 氏よこれくらいで驚いてちゃいかんぞ。 と言いながら自らもこの先で激しく驚愕することになろうとは。
信号のない「止まれ」交差点から県道に合流し(笑)、岡山総社 I.C. 付近を通りひたすら北上。 加茂川町までは次第に登っていく程度で特に苦しくはない。 しかし旭川第一ダムあたりでは整備が追いついておらず、いかにも「旧道」的な細道で離合するハメに。 都会人にとっては、信号のない交差点で国道が曲がること自体カルチャーショックなんだろうなぁ。
【0530_001.jpg】 倉敷駅前。 世間は朝ラッシュだがね。 【0530_002.jpg】 古い住宅地を走る隠れ本線。 【0530_003.jpg】 トンネルができるまではこんな離合もガマン。 【0530_004.jpg】 酷さの統一感はとれている。 【0530_005.jpg】 オバチャーンそんなに力走しないでー。
Rokky 氏も通り慣れた国道 53号に合流し津山へ。 10km くらいはまともな道を走れたわけだ。 津山 I.C. を過ぎて東へ進路を変え、3ケタ県道と言われてもおかしくない道をひた走り大原町へ。 ヤマザキの店でパンを買い込み小休止。 トイレを借りたかったが無く(笑)、まぁ次でいいやと思いつつ運転手交代。
兵庫県に入るとだんだん道が悪くなることは地図で予習済み。 自治体同士の結びつきというか、東西方向の物流がどの程度重視されているかが整備状況に表れるわけやね。 Rokky 氏のハンドリングは今イチ信用できないので(お前が天狗)、福澤さんが華麗なコーナリングを見せてあげやう。
志引峠で兵庫県に突入。 長く緩やかなアプローチから一転、急な下り勾配のクネクネ道に変わった。 千種町を通り、また同じようなアップダウンで波賀町へ。 2つの峠は非常によく似た地形であった。 そして県道や国道を間借りして東へ曲がるの繰り返し。 誰やルート設定したのは。
そしていよいよ「大型車通行困難」の看板が待ち受ける高野峠へ。 細さに加えヘアピンが再三登場、ホイールベースの長い車じゃしんどいわけだ。 ガードレールなどはるか昔になく、杉の枯れ枝が降り積もるあたりが路肩?みたいな(笑)。 エンジンブレーキ大回転ですわもう。 走り屋対策はわかるが下り坂に段差を作んなよ(地元民苦笑)。
【0530_006.jpg】 津山駅前。 そうです台風の前日なのです。 【0530_007.jpg】 新道は早くできてほしいが、そこまで広げる必要があるのかと小一時間… 【0530_008.jpg】 千種町中心部。 国道。 【0530_009.jpg】 そうこなくっちゃ(おい)。 【0530_010.jpg】 むしろガードレールがあるのが珍しいこの区間。 【0530_011.jpg】 ザ・ドリフターズが夜な夜な…。
もはや信号がないことも、扱いが県道以下なことも慣れてしまった我々は播但道をくぐった。 うまくいけば正午までに福知山に着くかと思っていたがこの時点で 12時半。 ドライブインにも入り損ない、福澤さんは未だ用を足せないまま(笑)。 生野銀山に程近い湖畔のパーキングスペースに便所があったが、残念ながら水は出なかった。
再び Rokky 氏がハンドルを握り、生野峠を越え青垣町に入る。 工事をしていた以外、(429 としては)大して酷い道ではなかったと記憶しているが、…地図はここまで(笑)。 カーナビは封印中だし、あとは標識に従うしかないのだが、国道 427号線に合流しても何の案内もない(笑)。 てゆーか今日ここまで「福知山」の文字を一切見ていない(笑)。 それでいいのか 429 よ。
【0530_012.jpg】 播但道と並走する国道との分岐も信号ナシ。 【0530_013.jpg】 突然狭くなるのももう慣れた。 驚かない。 【0530_014.jpg】 うまい具合に対向車がほとんどなかったからよかったものの。 【0530_015.jpg】 非常に見通しのいい区間で撮影しました。
427 の曲がり角にさしかかっても何の案内もない。 道の駅「あおがき」まで行ってやっと道を間違えたことに気がついた、さっきの和田山方面だったのだ。 程なく青看板が現れ、約 15km を残して初めて「福知山」にお目にかかった(笑)。 ここでも「大型車通行困難」の但し書きが。 田んぼの中をちょっと走ると…
ビバ榎峠(爆笑)。 予習のできていない区間ではあったが驚いた驚いた。 突然登りヘアピンを経て、みるみるうちに山道モード。 何だか懐かしい思いがしたよ、父の実家(島)の風景によく似てて(爆笑)。
【0530_016.jpg】 ここで曲がるんかいっ
【0530_017.jpg】 ヘアピンの直後がこの家並み。 【0530_018.jpg】 木立のトンネルも高さが低いですぞ。 【0530_019.jpg】 このあたりで一度ぎりぎりの離合をした。 【0530_020.jpg】 京都府に入っちゃいました。 【0530_021.jpg】 それって激突してないか? 【0530_022.jpg】 何となくゴール。 ハイお疲れさん。
とっとこ公太郎 |
ポッポランドに至る商店街はひどいありさまで、倉敷市民がネタにする「倉敷一番街」並みに閑古鳥が鳴いていた。 イマドキ商店街って全国どこでもそんな感じなのかなぁ。 でも福知山は交通の要衝なんだし、もう少し栄えてないと小橋建太(GHC 王者)も胸を張って帰れないよなぁ。 …他に有名人はいなかった(笑)。
そうだお城があったじゃん。 しかし金曜の夕方前、駐車場に 1台くらい停まっててもいいよなぁ(笑)。 がらんがらんなくせにそれでもなお駐車料金を取ろうとする、貪欲な遮断機に一瞥をくれつつ帰路に。 総滞在時間 1時間(爆笑)。
帰りはほとんどオレがハンドルを握り、篠山〜社〜山陽道〜赤穂〜ブルーライン〜長船 という福澤家黄金ルートをたどった。 通り慣れてるもので 5分単位で時間を予想できるのだ。 軌跡をたどってみればこのツアー、青垣町で 2km ほど引き返したのと、福知山市内で駐車場に迷った 1km、これらを除いて見事に一筆書きであった。 んなことをネタにするほど中途半端なツアーだった、ということで。 オチも中途半端。 落ちてないし。
どうも投票が偏って見えるんだよなぁ。 「天使の階段」 4位とかめっちゃ怪しいし(笑)。 IP 調べればヒントはつかめるんだろうけどね、もうちょい放置しておくか。 次は 2,000票でお知らせしまっす。