編集後記(2001年 5月11日号)


【No.0427】 このコーナーは「週刊ゆたんぽ」をパクって作られています。


 期せずして生口島の特集に。 瀬戸田町役場の HP はこちら(なぜ)。

●BATTLE ZAKO

 GW たいへん記の続き。 2日の晩は徹夜で眠らず、3日は深夜 2時まで TRPG、4日は朝 6時に起きたし 4時間弱の帰岡ドライブ、帰宅するや否や深夜 2時まで酒びたり。 という状況で、5日は朝 5時起きで釣りに出かけた。 3晩で 7時間しか寝てないってのに、不思議と身体は動くもんだね。 後はよろしく(笑)。

 向かった先はしまなみ海道のほぼ中間点、生口島というところ。 近頃は家族で出かけるときは決まってオレがハンドルを握るのだ、初めての土地でもどんなに疲れていても。 HAYA さんのジェミニには悪いが、うちのカローラは 210,000km を過ぎてもエンジンは素直で絶好調。 オーバートップの付いてる AT って有り難い存在だったのね。

 とにかく気の向くまま走り、生口島の隣高根島へ。 良さそうな釣り場は見当たらなかったのだが、島巡りのドライブは面白かった。 地図に「素掘りのトンネルあり」と書いてある地点は高さ制限 2.2m、いや両脇もきつくてちょっとハンドルがぶれるとこするカモであった。 ぎゃあぎゃあ騒ぐ母に羽交い絞めをかけてもらい通了。

 しばし走ったのち否定的な結論に達する。 いくら走ったとてここは瀬戸内海の小島、んな簡単にいいスポットが見つかるもんか。 あきらめ気味に岸から竿を出してみると、釣れるのはエサ取りの小フグとオコゼばかり(笑)。 他に小アイナメも混じるのだが、このサイズではリリースするしかなかった。

 生口島に戻り、父手製の弁当を食べ、第二部を開始するもちゃんとした魚は釣れず。 つまりはボウズだ(笑)。 第三部に挑む元気は残っておらず、オレもバイトを控えていたので夕食は吉備路の料理屋「ままかり家」へ。 釣ったアイナメより小さな魚が唐揚げになって出てきた(笑)。 おいおい。

●もう一度読んでみる

 ↑だから何?(笑)

●どこかで見たセンス

 生口島にはもう 2つスポットがある。 ひとつは平山郁夫美術館、もうひとつは「西日光」と呼ばれているらしい耕三寺。 ガマンして竿を出してもロクな魚が釣れそうになかったので、陽が高いうちにあきらめてそっちを見に行くことにする。

 平山郁夫氏については説明の必要はあるまい。 知りたければここをクリックしてくれたまえ(手抜き説明)。 氏の画風、てゆーか手法(「水彩素描画」というらしい)は絵の才能ゼロのオレにはすごく参考になったなぁ。 あと文化勲章の賞状も飾ってあったが、天皇陛下は意外に字がヘタだとわかってちょっと収穫(笑)。

 続いて美術館の隣にある耕三寺へ。 「西日光」はおろか存在さえも知らなかったんだけど、遠くから見ただけで吹き出しそうになってしまった。 センスがごちゃごちゃ(笑)。 しかも造った人は耕三寺耕三さんというらしい(爆笑)。 母の供養だか何だか知らないけれど、とにかく飾ればいいってもんじゃない(笑)。 なぜか境内に真っ白なクジャクがいて、カメラを向けると喜んで寄ってくるので足の力が一気に抜けてしまった。

 そこら中で「伯方の塩アイス」なるものを売っている(笑)。 ちなみに伯方島は隣の隣。 こりゃ切り込み隊長として食べなきゃなるめぇ。 ハンカチと飲み物を脇に置いて覚悟を決めたが、食べてみるとミルク味に塩が混じって甘さが増しただけであった。 塩気は感じるものの甘いのなんのって、お口直しお口直しっと。

●とどめのブーイング

 生口島土産を買う、と母が言うのでついて回る。 何でまたこんな近場の土産を。 それはまぁいいが、しまなみ海道のおかげか近くの島の土産物が流入しているのがどうも気になる。 見て回るうち、その最たるものを見つけてしまったので反射的に購入。

【udon1.jpg】【udon2.jpg】

 納得していただけるかアホ(爆笑)。 端的に言うならば「ベビースターうどん」なのだが(笑)、うどんらしくも何ともない。 見た目ちょいと太い程度、味もかけ離れていた。 真里っぺには「お好み焼きのことまだ根に持ってるんですか」と言われる始末(笑)。

 考えてみてよ、生口島って広島県だぜ。 隣の島の土産が流入したとしてもそこは愛媛県、香川県じゃなーい。 …ふとイヤな予感がしてパッケージを見てみると、しっかり「フクナガ物産(有) 広島県双三郡…」と書いてあった(爆笑)。