編集後記(2006年10月 9日号)


【No.0615】 このコーナーは「週刊ゆたんぽ」をパクって作られています。


 みなさんこんにちは〜(ごく自然なあいさつ)。 今なら続けて書けそうな気がするんだけど、それは一時の迷いだろうな(笑) 。

●ピックアップ 1/3 年

 明けましておめでとうございます(誤)。 季刊だとしても中 4ヶ月の発行はおかしいよねこのやろう。 でももっと簡単に発行できるようにブログ化するかってことはしないよ。 既存の資産(よく言った)を引っ越すのはもっとしんどいから(笑) 。 あいまいな文法のまま HTML を書き始めたから、XML データベースにも投入できない(笑) 。

 この間の最も大きなネタといえば、8月末の「壮絶!激闘 39時間(仮眠 2時間を除く)」かなぁ。 委細は書けないから書かないけど(書いてるやん)、通常勤務に引き続いて大変な事態が起こっていたのです。 合計 52時間勤務だったっけ? 内容は的確だから止むを得ないとして、終了後に 1時間半も説教をくれたあなたは間違っていますよ。

●日本国民としてコメントを出さないわけにいかないので、率直かつ偽らざる気持ちをお届けします

ホ ン マ に や り お っ た か

●ただの三重構造

 こんなニュースを発見。 見出しを見た人は多いかもね。

あの“NHK 時計”が Blog パーツに、「NHK オンライン Lab ブログ」がオープン

NHK は 6日、同社ホームページ「NHK オンライン」の開設 11周年を記念して、「NHK オンライン Lab ブログ 」をオープンし、個人ブロガー向けに 2種類の Blog ツールの提供を同日午後 3時から開始する。

提供されるのは、放送で時刻を表示してきた「NHK 時計」と NHK テレビ 5波で放送中の番組を案内する「ただいま放送中」の 2つの Blog ツール。 スクリプトを貼り付けることで、自分の Blog にこれらのツールを設置できる。

 NHK が裏で何を企んでるかは知らないけど(笑) 、時計の方はちょっと興味があるよね。 でも NHK のページに行ってみると申し込みフォームがあって、「ご提供条件」に同意しないとゲットできないんだと。 てゆーかオレはブログを持ってない。

 とりあえず、既にゲットした人のブログを拝見する。 もちろんソースを覗いてみる。 すると JavaScript が書いてあるだけ。 その NHK 内の外部ファイルをダウンロードし、ソースコードを覗くと HTML を表示するよう <iframe> が設定されているだけ。 その中身を覗くと、.swf ファイルが埋め込まれているだけ。 要するに、

 誰でも置けるんじゃん(笑) 。 ぬるいなー。 私も欲しい、という人は「ソースの表示」をプリーズ。

●君を失うと僕の全てが終わる

 10月24日(火)、いよいよナンバーポータビリティが始まりますなぁ。 何のことかみんな知ってる? ナンバーをポータブルできる制度なんだよ(20点の解答)。 わからない人はこちらをクリック。

 オレは au ユーザーなんだけど、満足してるしそこそこ良い番号を持ってる。 何が良いかというと番号が語呂合わせしやすい。 もちろん意味の通じる言葉で。 だからオレには関係ない話…だったはずなんだけど、キャリア変更しない人にも影響があるのだよ実は。 参考サイトにも載ってない事実が。

Q. メールアドレスは契約会社を変えてもそのまま使えますか?

A. 現在、携帯電話サービスに付随するメールサービスはインターネットの技術を利用しており、ドメイン名(メールアドレスの @ マークより後ろの部分)により各社の設備を識別しています。 現状ではメールアドレスのポータビリティを実現するためには、その利用形態を大きく変える必要があり困難です。 そのため、メールアドレスのポータビリティはできません

 そのくらいは誰でも知ってるでしょ。 これが何を意味するか考えたことある? 電話番号が変わらないから気軽にキャリア変更ができる。 メールアドレスは引き継げないから変更することになる。 そう、メールアドレスの変更が一斉に発生する。

 キャリア変更しました、メールアドレス変更しました、はい。 次にすることは「メールアドレス変更のお知らせ」だよね。 この瞬間に、変更の事実を伝えたいアノ人が同時にアドレスを変更していたらどうなる? そうですよ、音信不通になっちゃうわけですよ。

 つい先週 @vodafone.ne.jp から @softbank.ne.jp へのメールアドレス変更ができるようになったんだけど、若い人なんかはこの現象が起きて困ったんじゃないかな。 キャリアが同じだったら電話番号だけでメール送信できる機能があるけど、今度はそうはいかないよ。 キャリアを変える人は言ってみれば裏切り者だから、新キャリアへのメール転送サービスなんてもちろんない。 期日を設定して一斉に始めるとそういうケースがあちこちで起こるわけで、急ぐのは危険なのですよ。

 なーんていっぱい書いてみたけどね、大事なのはアドレス変えたらちゃんと連絡ちょうだいねってこと。 知らないうちに勝手に変更されてたら悲しいよぅ(笑) 。 オレはずっと今のアドレス変えないから。 頼むよ? 絶対だよ? お願いだよ?

●この声が聞こえるかい

 梅雨の頃だったっけ、玉野市の産廃処分場で生き埋め事件が報道され始めたある日。 かつて家庭教師に行っていた子の家の近くを配達で通ったとき、葬式らしき案内が出ているのをちらっと見かけた。 ありゃー何かあったのかなぁ。 もしかしておばあちゃんが亡くなったのかな。 まさか事件には関係ないよなハハハ。

 それはおばあちゃんではなかった。 オレが教えた本人だった。 交通事故だったって。

 知らせを受けた母が教えてくれたのは「○○家の子どもさんの誰かが亡くなったらしい」ということ。 双子の男の子と 3歳くらい下の妹がいるのだが、あいにく 3人ともオレの教え子なのだ。 該当率 100%。 あああ。

 亡くなったのは双子の弟であった。 最後まで受験勉強には苦しんでいた。 本人もオレも半分あきらめていた。 しかし執念は実った。 妹を教えていたある夜、突然「ぃやったぁーーーっ」と耳をつんざく大声を上げて走り回った彼。 合格という結果とそのボリュームに、ひっくり返るほど驚いたことを今でも鮮明に覚えている。

 机に向かってもらうためにずいぶん頑張ったっけ。 ギターを弾けるようになりたい、というのでこっそりギターを持ち込んで教えたこともあった。 いつの間に上達したのか、大学生活ではバンドを組んでギターを弾いていたらしい。 オレ上達してないのに。 オレがカラオケで B'z の「Calling」を歌うときには、そういう物語があったんだなと思い出していただきたい。

 百箇日法要ももう終わっちゃったかな。 心よりご冥福をお祈りいたします。 この声が聞こえるかい?