編集後記(2004年 7月28日号)


【No.0598】 このコーナーは「週刊ゆたんぽ」をパクって作られています。


 今月はこの 1号だけ? ←あいさつもこの 1文だけ?

●リハビリ

 えーとえーと(べしゃりを忘れたカナリア)。 みなさんこんばんわ。 ずいぶんごぶさたしちゃいましたですな。 1ヶ月も音沙汰なしだなんて観測史上初めての快挙じゃないかなぁ(客観的視点)(しかも二重ボケ)。 ぴったり 1ヶ月ぶりだけど特別な意味はないから。 そろそろいい加減に書かなきゃ、と思って時間が取れたのでね( 必 死 だ な )。

 相変わらず世の中大きなニュースばかりだけど、ひとつだけ触れておこうかな。 オレは巨人ファンだけど、ジャイアンツならびに選手たちが好きなのであって、好き勝手に暴言を吐くクソジジイを弁護する気などさらさらないからね。 みなさん仲良くしてください。 ヤツさえいなくなってくれたら、ジャイアンツが弱くなっても別にいいや。

●風物詩

 コメントする間もなく梅雨が明けちゃいました(個人的感想)。 と晴れの国おかやまの人間は不謹慎にも言ってしまいがちですみませぬ。 市川智彦氏は大丈夫なのかなぁ。 住所知ってるけど。 ちなみに梅雨明けの瞬間、オレは激しい夕立をやり過ごしたばかりであづいあづいと唸ってました。

 今年は、いつもより多くジョニーにやられた気がする。 ダメなんだよなぁジョニー。 もう 1ヶ月近く前の話になっちゃうんだけどね、風呂に入ろうとした瞬間オレはジョニーと再会した。 戸を閉め、湿気を逃がすため開けていた浴室の窓をぴしゃりと閉めた瞬間。

 …ぼてっ。

 ごきぶり ←ちきしょう

 ぎゃあああああーっ

 以前の福澤さんなら逃げ出そうとして戸に頭をぶつけるか、全財産をはたいて国外へ脱出するか、1,000万ドルをスイス銀行に振り込むか、のいずれかであった(事実上の一択)。 しかし今のオレは違う。 鸞い(造語)。 もとい強い。

 何がオレをそうさせたか、迷わずバスマジックリンを手にとって噴射! ジョニーはつるつる滑っている、というか苦しみもがいている。 もうひと噴き、するとジョニーはうっすら水のたまった浴槽内に転落! もう飛ぶことはないだろうが水面であがくジョニー。 最後にひと噴きすると、哀れジョニーは動かずゆっくり沈んでいった。

 界面活性剤って効くんだねー。 一応説明すると界面活性剤ってのは、水に溶けない油を包んで水に溶けるようにしちゃおうっていうおちゃめな性質(誤)がある。 これを利用し、全身アブラだらけのジョニーを水で溺れさせることができるのだ。 確かちょい前に思い出したから対処できたんだと思う。 ただあくまで仕留めるまでの手順であり、手を汚さず後始末をすることは不可能なのだ。 ましてや、水の張った浴槽内なんかに沈んだりすると。

 お母さま後はよろしく(爆笑)。

●ぬめぬめ系には違いない

エビ屋に行っちゃダメだよ。

 5文字のうち 2文字しか合うてへん(笑)。 にゃおみさんはたまにドッキリ発言をするので、なかなか要注意人物なのだ。

「行かないってば」
「じゃイカ屋にする?」

 よりにもよってイカ…(爆笑)。 想像したくねーなー。 解説はカンベンしてください。

●中

 ある土曜日の夜。 サンポート高松に行きたい行きたい行きたい、と普段から繰り返し言う父と高松へ行くことにした。 母は旅行でいない。 岡山から見た高松は意外に便利なところで、宇野港に車を置いておけば終電という概念は要らない昼も夜も 28分ごと)。 ま、もちろん飲むので往復 JR だけど。

 行った先は鉄人中村孝明のお店「中村孝明 TAKAMATSU」。 高いけどさすがだったよ、という話は本題ではなーい。 上品に食べ上品に飲み、父は下品に食べ上品に飲み(笑)、高松駅近くの小料理屋で安く飲み直して終電「マリンライナー 72号(2両編成)」に乗った。

 ぎゅるるるる

 腹にきた(笑)。 悪いものを食べたのではない、ビールを飲みすぎてうまく前から出なかっただけのことだ。 列車は 2両とはいえ快速(223-5000)、ちゃんとトイレがある。 車椅子対応で大きく作られた立派なトイレ。 紙は見当たらなかったが、手すりやら自動の手洗いやら大したものである。

 …えっ? 紙がない?

 ぎゅるるるる

 その瞬間オレはパニックに陥った。 紙がない! パンツまで下ろしているのに! …むむっ、このまましてしまうわけにはいかない。 トイレに立つ瞬間によその人とタイミングがかぶってしまい、むやみに長引かせてもいかん。 とりあえず水を流して小のふりをし(笑)、そそくさとトイレを出たオレはおとなしく席に戻った。 列車はちょうど坂出駅を出たところ、これから長い長い瀬戸大橋を渡る(爆笑)。

 ぎゅるるるる ←もうフォントが大きくなんない

 列車は児島駅に到着。 いつもはあっという間に渡ってしまう瀬戸大橋、こんなに長いと感じたことはなかった。 しかしまだ安心することはできない。 何せここからは魔の各駅停車区間なのだ(爆笑)。 ちなみに終電なもんだから、列車を降りて駅のトイレに行くこともできない。 もし駅のトイレに紙がなかったらどうする!

 数分後、列車は我が駅に到着。 もう安全圏…ではない。 怒涛の波は確実に間隔を狭めてきており、駅の階段を下りるころひとつのピークに達しようとしていた。 こりゃホンマにヤバい。 ときどき意識が遠のきかけるのを感じる。 だが負けるわけにはいかなかった。 ここで負けたらまさにちゃんの二の舞じゃねーか(爆笑)。

 いつもは 20秒くらいで駆け下りてしまう階段を 5分近くかけて下り、駅 1階のトイレに到達。

 もし紙がなくても、もはや他にどうすることもできなかっただろう。

 セーフ。

 紙もあった。 面白いオチがつかなくってごめん(笑)。

 よくよく考えてみた。 車椅子対応の立派なトイレが紙を備えていないわけないじゃないか。 しかも瀬戸大橋仕様、橋上で臨時停車することだってある車両。 駅には時々紙のないトイレもあるけど、50円のティッシュ自動販売機が代わりにある。 たぶん探せばあったんだよ。 パニックを起こしたオレが見つけられなかったから悪いのだ。

 …でもよ、普通のデザインのトイレなら紙ホルダーがわかりやすく出しゃばってるよね。 車椅子対応だから邪魔にならないよう、壁面にでもフラット配置されてたんだろうか。 とにかくオレという乗客が困り果てたの。 ちゃんの悪夢が頭をよぎったの(笑)。 ちゃんとしといてよねっ。

●もう何のネタだったか忘れた

萌える法律読本

●マインスイープ・インポッシブル

 もうひとつパニックネタ。 ちょっと前にマシンの大掃除をしました。 我がメインマシンの Endeavor は HDD をケチったので今時わずか 20GB、きれいさっぱり入れ直したほうがいいと判断したのでね。

 データももちろん引っ越したんだけど、メールだけはちょっと特殊だよね。 メールごとにファイルに分かれてるわけじゃないから、格納用圧縮ファイルからドラッグ&ドロップで取り出すことになる。 あ、ワタクシこういうログと名のつくものは何でも保管しておりますから。 みなさんからもらった大事なメール、捨てるわけにいかないじゃんねぇ。

 プログラマーとして修行中のオレだが Outlook Express を使っている。 もちろんウィルス対策とかちゃんとしてるよ。 でも最近は忙しく、スパムもウィルスもじゃんじゃか入ってくるため、分類も何もできない状態になっていた。 その中に何かよくないものがあったのだろう、特定のメールが原因で処理が止まる。 プレビューする瞬間に強制終了される。 ま、何かされるよりは強制終了のほうがマシなのですが。 …と思って、プレビューする設定のままにしていた。

 その地雷メールを避けて作業をする。 コピーする前にフォルダに分類していく。 すると未分類のメールはすっかりなくなり、地雷メールだけが受信トレイに残った。 そのうちうっかり地雷に触ってしまい、強制終了させられたのでもっぺん起動する。

(即終了)

 …へっ?

 オレは愕然とした。 「起動時に受信トレイを開く」設定にしていたので、いきなり地雷メールをプレビューし強制終了させられている。 これは大変なことになった。 開くことさえできないのか! メールの束を拾おうにも特殊ファイルだから読めない。 いやんどうしよう…。

 まだ救いの手立てはあった。 「起動時にメッセージの送受信を実行する」設定にもしていたので、地雷メールをプレビューする前に新着メールを受信すればフォーカスがそっちへ行くはず。 しかしこの望みは既に打ち砕かれていた。 順番により最初に送受信されるアカウントが、設定の変更があったらしく機能していない。 毎回ダイアログが出てくるわけで、つまりプレビューされるより早く送受信を完了することは不可能…。 あああ。

 その後じたばたすること半日。 予期せず解決の時を迎えることができた。 Outlook Express を再インストールしてみたら「通常使うメーラーとして…」という初回限定のあのダイアログがモーダルで出現、プレビューを始めるより前に送受信を完了することができた。 何とか処理の流れは取り戻せた。 よかったけど、…はぁ。 疲れた。

 では、どれだけの不都合が重なった結果こうなったか見てみましょう。

 どれかひとつでも避けられたらこんなことにはならなかったと思うのね。 みなさん参考になりましたでしょうか。 たかがメール、と思ってると困ったことになるのんよー。 でもこれだけやっかいな問題も、よく見れば解決の見込みがあるんだなってこと。 いつも使ってるソフトが画面の片隅で何をしているのか、ちょっと手を止めて見てあげてください。

●桜の黙示録

 前号に載せたキーワードの続きなんだけど、こんなにあったのか!ってびっくりしちゃった自分で。 たまる前にせっせと書き出せよって話だよねすんまそん。 すんまっそーん((c)モンキッキ)。 ←思いつき