編集後記(2003年 8月25日号)


【No.0567】 このコーナーは「週刊ゆたんぽ」をパクって作られています。


 今日みたいなオフにも朝 6時台に目が覚めるのが目下の悩み。 ←健康的な悩みですね

●「スイカップ」は禁句

 盆前から入院していた伯父(55)が 21日朝に突然亡くなりまして、今日はこのスタイルでお届けします。 お気遣いをいただいたみなさまありがとうございました。 わたくし個人はいつものように駆け回っておりますので、特にご心配は不要です。

 父の家系は島暮らしのせいか腎臓が悪い人が多く(優性遺伝らしい)、伯父さんも慢性腎不全で人工透析のお世話になっていた。 週 2回ペースで「まだ最末期ではない」のだが、肝臓にも脾臓にも嚢胞がたくさんできており、お腹がめちゃめちゃ大きくなってしまった。 スイカ 1個分よりずっと大きかったはず。

 んで盆前に感染症を起こし入院、敗血症に陥ってけっこうな重症に。 ICU で治療を続けた結果回復したが、体調はそこそこ戻ったはずなのに軽い意識障害が起こっている。 ??? 痛い痒いなどの本能的な部分はしっかりしており、ICU に居続けることのストレスで精神を病んだのか?との判断で個室に移った。 以上が、20日にやっとお見舞いに行けて学習した内容。

 その翌朝いきなり亡くなった。 後からわかったことだが、伯父さんはそこそこ死期を悟っていたらしい。 ICU から解放されて気が緩んだんだなたぶん。 長い透析生活もこれにて終わり。 よく頑張ったね、と誉めてあげなければ。

 ここから壮絶な葬式騒動が始まる。 23日(土)は友引、夏は暑いから式は 22日(金)に強行しなければ。 …なのだが、お坊さんとか葬儀屋とか町内会のスケジュールが合わないと日程が決められなかった。 しきたりの管理、用具、飲食など一手に引き受けてくれるべき葬儀屋が管轄の違いから全く頼りにならなかった。 遺族は悲しんでる場合じゃない、時々耳にしてたけどあれは本当やね。 何のための葬儀屋やねん。

 かくして体力を温存すべき平日は、全てバタバタと過ごすハメになりました。 式が終わった後もすることがあり、金曜日は寝られたのが深夜 2時。 翌土曜日は 5時半起きで例の仕事(しかも酷暑)、その晩は shima さん他いつものメンバーで飲み会(ぎゃーす)。 さらに日曜日もお仕事でとどめ。 たぶん平均睡眠時間は 3時間を割ってたと思う。

 あっけらかんと書き過ぎてるかなぁ? もちろん悲しんでないわけじゃないけど、状況的にオレがしっかりしなきゃいけなかったしね。 2人の兄が親代わりだった父は相当ショックなのだろう。 これを読んでる近いみなさま、来る新年の挨拶は、書面によるもののみご遠慮いただければ幸いです。 メールで新年を祝おうぜ(間違った結び)。

●ついにバレたか

 大分県中津市よりなぎなぎ特派員の報告。 この字の組み合わせを選ぶあたり、鋭い。

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 こういう日だからグレースケールにしたけど、見た目あまり違わないね(笑)。

●自動車焦歌

 伯父さんが亡くなった 21日。 いよいよ葬式の準備を本格的にしなきゃ、と喪服などの支度をしに 赤穂⇔倉敷 を往復したのだが、山陽地方はけっこうな雷雨になりましたねぇ。 ワイパーが追いつかず 80km/h さえ出せない。 やべーなこりゃ。

 準備を終え赤穂へ向かう途中、山陽道のあるトンネルを抜けた瞬間にどしゃ降りになった。 何も見えない。 ワイパーが動いた瞬間に前方を凝視すると車の数が増えている。 みんな制動灯を点けている? 止まっとんのかーっ(ぎゃーす)(ぎゃーす)。

 こりゃ間に合わんな急ブレーキかけなきゃ、しかしとっさに頭に浮かんだ言葉は「ハイドロプレーニング現象」(ぎゃーす)。 かなりスピードを落としてたはずなのに、急制動ぎりぎりのブレーキングは肝が冷えたね。 お前ら本線上で止まるならちゃんとハザード焚かんかいっ。

 騒ぎの原因は事故であった。 トラックに四駆が軽く接触、四駆がスピンして中央分離帯に衝突、トランクが開いて積荷がどしゃあ。 なぜかその中に冷所用の安全靴があり、見事に上を向いて雨に打たれていた。 まるで誰か亡くなったみたい(タイムリーな例え)。

 でももしかしたらオレは疲れていて、気づくのが遅れただけなのかも。 そうでなくても今月は長距離走りまくってるからなぁ。 給油回数は既に 8回、来月届く請求書が怖ーい。 3万円は確実?

●引かないでもう少し

 昨日、例のお仕事会場には黄色い Tシャツ軍団が増殖していた。 そう「24時間テレビ」が来ていたのです。 前の週に顧問の部長から突然その話を聞かされ絶句(笑)。 飾りも華も何もないがなどうすんねーん。 「ストリートミュージシャンライブ」「若手芸人ライブ」があると知ったのは直前で(笑)、それはそれは焦ったぞう。

 その程度のラインナップでオンエアに耐えられるのか?と思ったらやはりカメラは回っていなかった模様。 こっちはステージと真向かいの近いところでやってるというのにタイムテーブルも直前まで知らされず、「タイミングかぶるけどいいんですか」「いいんじゃない?」程度(笑)。 その時に数えたら観客はわずか 4人、歌ってる子泣くんちゃうか。

 灼熱の太陽、寒〜い漫才、いい気候だった(笑)。 だんだん観客が増えてきたな…と思ったら 7割方が黄色い Tシャツを着てるし(笑)。 オンエアされないってのに、エンディングに出演者全員で「サライ」を歌うと観客はほぼいなくなった。 しかも途中から鼻歌でごまかしやがったし(爆笑)。 残り少ない客をそれ以上引かせるなアホーっ。

 結局ウチの客まで連鎖的に帰ってしまい(笑)、片付けはけっこう早く済んだ。 いやいや嬉しくない。 来年はこいつら絶対来ねーな、ウチの独壇場やな。 契約できればの話だけど。