編集後記(2002年 9月16日号)


【No.0516】 このコーナーは「週刊ゆたんぽ」をパクって作られています。


 今日もいい話はないよ。 何か振ってくれ(他人任せ)。

●DIY の鉄人(4)

 ますますもって全然進んでおりません(ダメじゃん)。 あまりに進まないから書くこともなくなってきたぞ。 なのに私用で自宅サーバーの必要性がぐんと増しちゃって、ただ焦りだけが増していく悪い状況。 助けてポパーイ

 2冊目のバイブルにひどいミスがあった。 「Wu-ftpd」は、最初に「サーバシステム」を選ぶと自動的にインストールされます、と書いてあったのにウソつきーっ。 手動で入れようとすると CD-ROM がマウント(接続)できない。 1冊目の付録から作ったシステムではちゃんとできたのに、同じコマンドを打ち込んで動かないのだからこりゃかなわん。 ネットで拾ってくると解説ページなし。 んもぉーっ。

 あのさーバイブルにもネットの情報にも言えることなんだけどー、ちょっとでも高度になるとすぐ「知識のない方は…」って書いて説明をやめちゃうの勘弁してもらえないかなぁ。 そこんところ Windows はしっかりしてるよ、役に立たないけど姿勢は評価できるし(笑)。 そんなに初心者が嫌いか? そんなにエキスパートだけの世界を作りたいか?

 「Apache」「Bind」などは定番ソフトであるがやはり設定が面倒、なので Red Hat Linux 7.3 では GUI が搭載された。 Windows 世代にとっては珍しくも何ともないアレね。 エディタで設定ファイルをちまちま書き換えるのより数段マシ、と思ったらバイブルには両方とも「ここでは触れません」って書いてやんの。 うっそだろぉ? 「仕組みを理解しましょう」なんて言い訳しやがって、紙面で GUI を説明する自信がないだけなんだろう?

 てなわけで、だんだん触るのがイヤになってきました。 腹が立つことしかないんだもん。 もう 1冊バイブルを買いますか? NT 系の古い OS を探してきますか? どうするのかはっきり言えよ(他人事)。

●試練の道

♪重い Kondara (定番)

●交通費は 1万円

 釣りに行ってきたのである! ほとんど寝てないのに高速をかっ飛ばして、何のことはないザコを釣りに行くのである! 行き先は江田島及び倉橋島である! ダブルで笑うなそこ!(関係者爆笑)

 てな勢いで飛び出したのは最初だけ。 延々 4時間近く車を走らせて、あちこち回るがいいポイントがない。 釣りもしないうちからお弁当食べる?というひどい展開(笑)。 魚種も期待できないので、せめてここまで来た意味のあるポイントにしよう、というわけで「早瀬の瀬戸」「音戸の瀬戸」で竿を出した。

 あのあたりって奇妙な地形というか、暮らすにはめちゃめちゃ不便やね。 島がまるでランダムに配置されたみたいで、海峡も狭いから潮流もすごいことになってんの。 ということはたくましい魚がいるかな?と期待するも、釣り人がみんな瀬戸に集合してしまうのであまりいない(笑)。 ザコもフグとオコゼじゃなぁ(笑)。

 それでもオレは勝負勘が冴えていて、数少ないアタリからキュウセン(♂)と小さな鯛をゲット。 しっかしこれじゃオカズにならないので、晩メシは倉敷市内の回らない寿司屋(笑)。 小イワシのにぎりが美味かったなぁ、何てったって倉橋島直送だからな(爆笑)。

●にわか評論家大いに語る

 今夜の松井の 43号は凄かったねー。 当たりの良さの割にえらく飛ばなかったな、と思ったら天井に当たってたんやね。 推定 145m っていうけどそりゃ合うてんのかいな。 ブーマーの 162m に近いくらい飛んだでしょ? ジャイアンツは日本一の長距離砲を抱えてるんだから、知恵を振り絞って屋根なしドーム球場とか作ってくれよ(意味ねーよ)。

 その一発がなかったら今日は勝てたかどうかわかんないけど、本心としては昨夜の 9回で打ってほしかったなぁ。 上原を守り、チームのムードを守り、にわか評論家の鼻をへし折るために。 どうしても言わねばならぬのだ、誰も書かない「真実」を。 結果論だがね(笑)。

 問題のシーンについてはここで復習。 猛講義?(読み飛ばせよ) つまりは関本の浅いレフト前ヒットでアリアス川相が交錯し、走塁妨害じゃないかと星野監督が 8分間も抗議を続けた。 球審のアナウンスもひどかった(笑)。 んでリズムを崩した上原がその後打たれちゃった、と。

 中継がすぐに終わってしまったのでネットでファンの反応を調べてみた。 そしたらやはり、過激なファン同士の低レベルな舌戦に終始してたなぁ。 真実は真実であると見抜ける人でないと掲示板の利用は…(誤)。

 全部正しい(爆笑)。 いや最後のは無関係として、本当は何が起こったのかまとめてみようじゃないか。 オレは巨人ファンだけど今回は「中立」を目指して。 というわけで、各選手の動きをコマ送りでチェックしてみる。

  1. 関本上原から左前打
  2. 川相が 3塁上に移動する ← 清水からの返球を待ったから
  3. アリアスが 3塁を回ろうとする ← 吉竹コーチの指示が出ていたから
  4. ぶつかる
  5. 星野監督が猛然と抗議 ← 監督としては当たり前
  6. 友寄球審、しばらくして「お待ちください」アナウンス ← すぐに抗議が終わると思っていたから
  7. 上原放置プレイ ← 監督もすぐ終わると思っていたから
  8. 「走塁妨害は確かにあったが支障なし」 ← アリアスの足では本塁突入は無理
  9. 2死後打たれる

 これもほとんど正しい。 川相の判断は何らおかしくない。 アリアスを進塁(ホームイン)させなかった判定は、展開面からもルールからも妥当であった。 その結論に 8分間を要した長い抗議も、「抗議も戦術のうち」と考えれば格別おかしいことではない。 しかし順に挙げた中に、ひとりだけ間違った判断をした人がいた。

76 吉竹春樹(守備走塁コーチ)

 何であんな浅いヒットで「回れ」のサインを出したのじゃーっ。 場面は 1点ビハインドの 1死 1,2塁、アリアスが本塁でアウトになればその後に一打出ても同点止まりしか期待できない。 ましてや浅いヒット、満塁にして上原を引きずり下ろした方がよかったのだ。 いや監督のことだから続投だろうか、それでも一打逆転の可能性は高かった。

 繰り返しになるが、関本のヒットで 1死満塁の局面になるべきであった。 アリアスは 3塁を回りかけたところでストップ、清水から返球されるがタッチしてセーフ、となるはずだった。 川相もそれを予想してベースの内側に立った。 しかし「回れ」のサインが出たために、アリアスはベースの内側(最短距離)を踏んで回ろうとした。 結果ぶつかった、というわけである。

 巨人ファンとして悔しいのは、上原が打たれたのは故意の妨害に起因するものではなかったこと。 阪神が苦い思いをする予定だったんだよなぁ。 じゃ誰を責めようかな、やっぱり放置プレイの監督かな。 「先発投手はヒーローである、だから簡単には代えない」って今日 NHK のインタビューに答えてたのはミス隠しだったんだ! わかったぞこのやろう!