編集後記(2002年 5月 8日号)


【No.0493】 このコーナーは「週刊ゆたんぽ」をパクって作られています。


 週 1号ペースを上回りました(ただの気まぐれ)。

●あたいの春休み

 ♪短パンをはいた付け焼刃レディたちが〜腕を組んでチンピラにぶらさがって歩く〜。 やっと 3日もらえ…なかったのだよ今年も。 何せバイト先のシフト編成がいつもあまりに時期尚早なので、後になって予定を組もうとしてもいろんな人に煙たい顔をされてしまうのだ。 んなわけで今年も強行スケジュールになった福澤さん、てんてこ舞い(死語)の GW 記を書いてみましたとさ。 おしまい(完)。

●これはあんたの備忘録だ

 「少女魂義流堂」第 2回オフに行ってまいりました。 前回のオフレポがまだ書けてないのに決行するとはさすがくさぴょん(爆笑)。 コンセプトが「くさしげ遊ぼう」からだんだん「くさぴょん遊ぼう」に変わっていっているのはお約束か。 今回も短時間ながらけっこう濃かったのでオフレポ速報。 詳しいレポートは義流堂内にアップされる予定なので(関係者爆笑)、ちょこまかとチェックすることにしよう。

 参加者は幹事のくさしげ煉牙さん(しばらくこの表記?)、今回も奈良からお越しのとかりさん、たそがれイリーさん、やんと元帥、こたけさん、オレの 6人。 3日の午後 4時に瀬戸町役場に集合の予定だったのだが、前夜「チャルダッシュ」などをいじっていて出発が間際になったので、思い切って山陽道に乗って飛んでみた。 間に合ったのだが、とかりさんが宝塚東トンネルで足止めを食ったりしていて、5時に 4人が揃っただけ。 やんとさんとこたけさんが遅いなぁ、と思っていると「先に行こう」ということに。 ???

 行き先は湯原温泉「砂湯」。 無料の混浴露天風呂、脱衣所も申し訳程度といううはうはスポットとして有名なところ。 見事にダイエットに失敗したくさぴょんのむちむちバディを晒してもらおう、という意図で砂湯に行くことにしたのだが、連休のゴールデンタイムといえば家族連れもそこそこ来るわけで、結果として誰かさん大喜びだったなぁ(笑)。 一同が居座った「子宝の湯」に若いナオンがほとんど来なかったのは、オッチャン連中も含めてみな飢えた目をしていたからに違いない(笑)。

 しんどかったのは行き帰り。 ドマーニは 1,500cc とはいえ、6人のうち重い方から 4人が乗り込んだのでアップダウンの多い県道はなかなかきつかったようである。 かたややんと元帥のワークス(通称「オンロードエクスプレス」)は評判通りの爆走ぶりで、どこからともなくぴゅーっと追い抜かれたところでめでたく合流と相成ったくらい(笑)。 帰りは落合〜瀬戸 1時間を切って最速レコードだって言ってたなぁ。 おいおい新快速並みの表定速度かよ(笑)。

 その後イリーさん宅で麻雀を少々やり、「電車で Go!」「鉄拳 4」などをやり込んだのち解散。 ネコのリリィ(だっけ?)と戯れてたら外でよそのネコがケンカを始めちゃって、結局仮眠のチャンスを逃した。 しっかり寝ておけばよかった、と思ったのは 3日後になってからだったなぁ。

●八方美人

 4日の晩はバイト。 なのだが、寸暇を惜しんではやす氏が店に来てくれたのであれやこれや。 ゆっくり話もしたかったので、閉店してからファミレスへ行き朝 4時までクルマとパソコンの話をした。 この際どれだけ予定が延びても一緒なんよね。 かくして、30分睡眠で次の予定をこなすこととなった。

伊良部と出会った話

 5日からは山口県の屋代島、通称周防大島へ行ってきました。 今回もやはり家族で釣り旅行。 どこへ行っても大して違うものは釣らない主義ではあるが(正しくは「大して違うものは釣れない宿命」)(笑)、サイズだけでも備讃瀬戸より大きければかまわないのだ(笑)。

 家を出たのは結局 8時。 早起きするにはしてみたが、島渡しとかしてもらうようなたいそうな釣りでもないし(笑)、ぼちぼち山陽道を西へ爆走して玖珂 I.C. まで。 そこから先 40km くらいは走ったのかなぁ。 初めて降り立つ島はなかなか南国の香りで、ヤシの立ち並ぶ海岸沿いの国道に暖かい日差しが降り注ぐともうそれだけで絵になる風景なのだ。 その上湿った空気が流れ込んでいたらしく海上は霧が発生し、もやにかすむ多島美もまたすばらしかった。 こういう日に限ってカメラを持ってきていない(笑)。

 カメラがない。 ってことは釣れる可能性大(笑)。 1泊旅行の初日にあまり釣れてもらっても困るんだけどなー。 なんてブツブツ言っていると、テキトーに選んだポイントでさっそく父がベラなど釣り上げている。 母も続く。 こりゃオレのところにオチが来るな、と思っていたら案の定フグ 3連発(笑)。 あそっかここは山口県だった(フグはどこにでもいます)。

 フグとか子ベラとか、いわゆる餌取りの連中って似たサイズのが何度もかかるじゃん。 リリースした途端に持ち場(誤)に速やかに戻ってるんじゃないかと思うことない? …不意に潮だまりが目に入った福澤さん、フグを 2匹そこに放流してみた。 すると何度か脱出を試みるものの、そのうちあきらめてよちよちと泳ぎだすの。 それがまためちゃめちゃぷりちーで(笑)、仕掛けが絡まったりしてイライラすると観察して目を保養すんの(笑)。 ほんっと可愛いからさ。 ハムスターの比じゃない(よく言った)。

 その後また小さな手ごたえが(笑)。 あっフグ追加かな? なぜか期待しつつ巻き上げてみると、なぜかドジョウのような大きさ色カタチの怪しい魚が(海ですよ)。 アナゴやウナギではないな。 潮だまりに放してみると、体を S字にくねらせて隅に収まろうとする。 これってウツボか? 後で調べて「ダイナンギンポ」だとわかったのだが、ありゃあ触りたくないって。

 その日の晩は、運良くキャンセルの出た安い宿に泊まれた。 ♪冷めたスープ放り投げるように飲まされ…かねない感じだったが 2段ベッドではなかった。 1泊 18,000円のお宿と同じ景色を見られるかんね(笑)。 カメラ持ってきておきたかったなぁ。 ついでに給仕してくれたオッサンのあからさまなヅラも撮りたかった(笑)。


 翌 6日、連休最終日もせっせと釣り。 風が強く、まず見つけたポイントは波しぶきを頭からかぶりかねない岩場。 釣り番組でグレとか狙いそうな感じのね(ただしここは瀬戸内海)。 あまり釣れなかったなぁ。 海底がストンと沈み込むようないい感じのポイントは岸からではまずないので、やはりと言うべきか胴付きながらぶちぶち仕掛けを切った。

 近くに砂浜があったので、購入 3日目になりくたばってしまった餌の代わりにゴカイ掘りをしたら砂虫がうじゃらうじゃら出てきた。 島育ちの父は手馴れたもので、あっという間に 1,000円分くらい集まった。 獲れたてだから活きがいいし、型が揃っていて太いから売り物にしても全く遜色なし。 椎名さんに食べさせてあげたいなぁ(cf. 「全日本食えばわかる図鑑」)。

 ぐずぐずしていると Uターンラッシュに捕まってしまいそうなので、近場で第 2幕を開いたら食いがよくなかなかの穴場であった。 いえやはりベラ中心だったけどね(笑)。 何匹か小さなアイナメが混じり、1匹だけウキソメバル(約 600円相当)もゲット(笑)。 昼が近いのと雨が降ってきたのとで切り上げ、めったに釣り客が来なくて飢えているおさかなさんのために新鮮な砂虫を放流した(笑)。

 ベラの美味い食べ方ってないのかなぁ。 身が柔らかいし水っぽいし、独特の匂いがあるし、父も祖父も嫌っている。 最近はキュウセンよりササノハベラの方が圧倒的に多く、嫌でも釣れてしまうので困っちゃう。 試しに塩焼きにしてみたがベラの味しかしなかった(笑)。 どなたかお教えくださいまし。 ただし安直なのはヤーよ。

●オチは欠かさずに

 GW 強行スケジュールのトリはバイトであった。 夕方頃帰り着き、9時からのバイトに備えて布団にもぐる。 7時ごろに目が覚めたのかなぁ、運転ばかりしていてもそこそこ腹は減るものだ。 …メシの前に、今夜も巨人戦やってんのかなぁ、と何気なくテレビをつけると、

 「めざましテレビ」やってた。

 朝じゃん。

 がぁぁぁぁぁぁぁぁん。

 何度もモーニングコールがあったらしいが、母が起こしにきたらしいが、切っても刺しても起きなかったらしい(笑)。 ちょっとスケジュールが強行すぎたようである。 次の大型連休は絶対にまるまる空けるかんね。