編集後記(2001年11月12日号)


【No.0468】 このコーナーは「週刊ゆたんぽ」をパクって作られています。


 まだしばらくこのペースで。 ネタ集めてないわけじゃないかんね。

●Tragedy also goes around

 惨劇からたった 2ヶ月、また悲劇が起きてしまいました。 今回は単なる事故の可能性が高いってことらしいけど。 報復テロでないことをただただ祈るばかりであります。

 こーゆー時ってねー(急にくだけた口調)、テレビ各局の報道を見比べちゃうんよね。 どこの局が最もいい感じで情報を伝えてくれるのかって。 2ヶ月前もそうだったんだけど、各局ともかなり個性が強く出ておりましたのでまとめ。

NHK : 手嶋龍一(ワシントン支局長)のマヌケなご尊顔がたまらん
NNN : 井田豊田コンビは安定感抜群
JNN : 男性キャスターがいつも硬くしちゃう
FNN : 安藤さんは思い込むとなかなか訂正が効かない
ANN : 武内絵美でよく頑張った
TXN : 「新しい情報が入り次第…」に切り替わるの早すぎ

 こう書き並べると日テレに走りそうなものなんだけど、個人的に武内絵美株が急上昇中なのでしばらく見てしまった(笑)。 「トゥナイトU」つぶれてもかまわないし(笑)。 何の話だっけ。

杉本清とエリ女

チコチコタック

●古都でもがき苦しむ話

 10日(土)、祖父母と母の 4人で奈良へお寺巡りに行ってきた。 宿泊アリで巡りまくる元気はないし、バスツアーも時間に縛られるからちょっと。 じゃレンタカーはどうだ、と言うと即採用で同行することになった。 これがまぁけっこうな苦労物語。

 レンタカーを借りるのは初めてだったんだけど、手続きってあんなにわずらわしいものなのかねぇ。 予約そのものは JR の「レール&レンタカーきっぷ」でできたが、車種の指定ができなかったので当日朝に電話をした。 足の悪い年寄りがおりますんで云々、と頼み込んだら「まだ車が集まっておりませんのであーたらこーたら」とオヤクショ口調で却下された。 そうか JR 直轄だからか。 窓口では免許証はもちろん、現住所確認なのか郵便番号暗唱テストまでされた。 それで受け取った車は 1,300cc の白マーチ(笑)。 …と苦笑したが、これが大いに助かることとなる。

 野田ちゃんには悪いんだけど、奈良市内の交通事情ってめちゃめちゃ低レベルだと思ったんよね(今日の暴言)。 どこへ行っても渋滞渋滞渋滞、立体交差が少ない(景観に配慮)ことと鉄道路線が多いのとで既に逃げ場なし。 右折車線というものが未発達。 渋滞で突然 Uターンしちゃうヤツがいるし、後続車がその気配に気づかないし、少なくとも京都市内よりはひどいと思った。

 時間にして 6時間半くらい、その間の走行距離はわずか 25.5km (爆笑)。 5つくらいは回れるかなと思っていたら、法華寺秋篠寺薬師寺と 3つ回ったところで時間切れ。 母のナビは全く使い物にならず、自分で地図を見ながら裏道をくねくね進んでいたら西大寺のど真ん前で永久渋滞に捕まった(爆笑)。 バーカそんな腕で運転するな、と立往生した車をあざ笑ったが、後でその地点を通ったオレはあぁマーチでよかったと胸をなで下ろした(笑)。

 薬師寺での話。 玄奘三蔵院では平山郁夫作の大作があるとかで、駐車場を求めて 2km 近くタライ回しにされながら見に行った。 しっかし氏の作風は予習済みだったし、修学旅行生が 3校くらい押し寄せていたので別に感動しなかった(笑)。 そりゃ有名な寺だものいろんな人が見に来るさ、カップ焼きソバ頭で長身のフランス人とか。 かと思えば、その隣にいる女性は日本人ながらモデル並みの体型。 そして驚いたことに、ちらっと見たその顔にはっきり見覚えがあった。

中村江里子じゃんっ

 驚いたのなんのって、ワイドショーを賑わせていたアノ 2ショットが目の前を歩いているのだよアンタ。 もちろんそのフランス人はシャルル・エドワール・バルトさん(ダンナ)ね。 薬師寺はちょっとしたパニックに。 おそらくそのまんま高校生の中に突っ込んで写真責めに遭っているのだろう。 オレも後ろ姿をズームで撮ったが、めちゃめちゃ申し訳ない気分になった。

 その数分後。 有名な東塔のあたりを歩いていると、突然 2人が目の前に現れた。 しかも追っかけゼロで。 とっさに写真!と思ったけど体が反応しなかったね、こりゃ邪魔できないって。 有名人って楽じゃない、つくづく思った古都の夕暮れでありました。

大坪元雄とエリ女

テコテコタック