編集後記(2001年 9月17日号)


【No.0457】 このコーナーは「週刊ゆたんぽ」をパクって作られています。


 ちょっとだけ特別なある週末の物語(意味深)。

●電脳街は脚力勝負

 9月 8日(土)、大阪に行ってまいりましたー。 そういえば 4ヶ月も行ってなかったんだよな(十分頻繁です)。 今回は翌 9日(日)に急いで戻ってくるので「シティ★ハイク OSAKA」で。 新幹線の自由席に乗れて往復で 2,650円引き、ちょいとリッチ(死語)なツアーでございます。

 とりあえず目標は日本橋、狙うはサブノート。 詳しくは次号で書きます(また引っ張るんか)。 案内役は福澤のイラストを描いてくれたえむ氏にお願いし、日本橋駅近くの「黒門ラーメン」前でお預けを食いつつ待ち合わせ(笑)。 知ったかぶりしてそこを指定したのだが、電器店街へ繰り出すには恵美須町駅の方がずっと近いんやね(笑)。

 しばし歩き回ったのち、最初の方で目をつけたソフマップ 1号店に決めた。 いくら日本橋といえども、新品家電やパーツショップに比べたら中古市場は大きくないんやね。 しかも USB にこだわってネタ探しをしたので、ジャンク品以外は 5万円を下らないし。 結局は納得できるものを買えたのだが、3時間くらい大荷物抱えて歩き回ったらフラフラになってしまった。

 ヒマつぶしも兼ねて、新世界の先にあるゲーセンへ移動。 よせばいいのに DDR をやってしまう(笑)。 「orion.78」「DROP OUT」とかやったら当然虫の息。 まー大した話もせず、だらだらと時間を過ごして別れたのが午後 5時(次の予定まで 1時間)。 ところが、別れた後で買い忘れたものに気がついた。

 5時半過ぎには梅田に着いてないとなー、と思いながら何を血迷ったかなんば方面へ歩き始めてしまった。 御堂筋線方面だし、道すがらニノミヤがあるからついでに…とか欲張ったのだ。 買うには買ったのだがそこは地下鉄空白地帯、どの駅へ行くにも中途半端(笑)。 必死にたどり着いた南海難波駅は地下街がよくわからなくて、意外に重いパソコンを抱え B1F と B2F を波縫いのように疾走しちゃったよ(爆笑)。

●行ってしまった

 予定を 5分ほど遅刻し、たどり着いたのは阪急の十三駅。 小さい改札を出ると強烈なラーメン臭と人込み、そしてお久しぶりのなぎなぎさん。 そう、いつものメンバーが集まる道場オフ(正式名称なのか?)の日なのです。 商店街を抜けるとスーツ姿で爆走する幹事ちゅらさんの姿が(笑)。 遅くなってすんませんっす。

 メンバーは他に真ちゃん師匠スピードハナジローさん、ぱーるさん、ゆうさんの計 7名(50音順)。 参加予定だったペッツさんはフリー祝いになるはずだったのに高熱のため欠席とか。 うーむ残念。 大丈夫、みんなばしばし写真撮るから。

 というのも、会場「高崎流居酒屋 道場」はそっち方面で有名なところ。 調べればすぐわかるのでナイショにはしないが(笑)、メニューが下ネタのオンパレードなのだ。 パイオツ形目玉焼きとか、ソーセージに切れ目を入れて云々とか、それが赤貝の上に載ってるとか(爆笑)。 料理の名前もすごいし、皿にマヨネーズで「1日 3回」とか書いてあるし(笑)、何だか執念すら感じてしまうのだ。 そんな店で開くオフ会が男女同数(予定)とはね(笑)。

 最後に会って以来半年ぶりだったがみんな変わってなくてよかった。 真ちゃん師匠の肩書きも変わってないし(関係者爆笑)。 なぎなぎさんは激太りという話だったがありゃ軽い幸せ太り程度じゃん。 もう半年くらい経っても誰も変わりないっぽくて、それはそれでちょっとなぁという気もする。 自分もな(笑)。

 別れ際になぎなぎさんから、マークシートの女神様が降臨するという三角定規を渡された。 またどうして三角定規、とも思ったがそう信じるココロがいい結果を生むのですよ。 なぜそんなものを渡されたかって? 実はね、翌 9日(日)は某国家試験の日だったのです(爆笑)。

●特異なケース

 その後は京都の父宅へ。 解散が何時になってもいいようにとリザーブしておいたのだ。 父は面倒くさがりながらも喜んでくれちゃって、飲み会帰りだってのに居酒屋へ連れていかれ、ついでにその後スナックへ(笑)。 明日オレ国家試験だってばー。 とか言いながらしこたま飲むのだが、明らかに父の方が回っている(笑)。

 確かに中程度以上には飲んだのだが、午前 2時半に寝たのに目が覚めたら 5時(笑)。 実はテスト勉強がかなり不十分なのである。 今さらどうにかなるわけでもないし、女神様に手を合わせて無理やり 3度寝した(笑)。

●新幹線とのジハード

 試験当日。 午前 8時過ぎには梅田に着いてしまい、知り合いとの待ち合わせ 11時に間に合うよう岡山に帰る。 すげーオレ 1時間も余裕をもって行動してんじゃん。 テスト勉強もしたいし、ゆっくり帰ろうと思って新大阪で乗り込んだのは岡山行きこだま 611号

 新神戸で止まった(ぎゃーす)(ぎゃーす)(ぎゃーす) <久しぶりに 3回

 福山のあたりで信号故障が発生したとかで列車が渋滞してるんだと(こらーっ)。 多少のトラブルは予想しなきゃいけないし、今日はずいぶん時間に余裕があるのだ。 鉄道ファンたる者、こういう時こそ大らかな気持ちで身をかまえなければなるまい。 ところが 30分たっても車掌から何の説明もなく、さすがに心配になって車掌室へ駆け込んだ。

 2人いる車掌のサブの方に話をしたのだが、どうも説明が的を得ていなくてもどかしい。 オレの方が詳しいくらい(笑)。 最後の手段として在来線に…という話をしていたら通信室から無線が入り、運転を再開したとの情報を受け取った。

 やれやれ。 席に戻ると、さっきの車掌が青い顔をして飛んできた。 新大阪の手前で渋滞している列車は部分運休させるので、新大阪までは進んでよしってことらしい(爆笑)。 あほーっ長引くんじゃねーか。 三ノ宮から新快速に乗るべく荷物をまとめ、列車を降り一目散に階段を駆け下りた。 時刻は 9:10 ごろ。

 三ノ宮までは地下鉄で 1駅。 んもう荷物が重いのに、と思っていたら改札で止められた。 あどけない感じの深津絵里似のねーちゃん駅員が「この切符では途中出場できません」と言い張る。 ばーろーこっちは急いでんねん、しかも途中出場じゃなくて三ノ宮へ乗り換えるだけなんやーっ。 誰のせいで乗り換える思てんねや! みたいにまくし立てたと記憶している(爆笑)。 実は深津絵里の言い分が正しいのだが(笑)、精算所のオッチャンを丸め込むことに成功し突破した。

 三ノ宮の下りホームに滑り込むと新快速の背中が見えた。 くーっ 15分のロスか。 てゆーか姫路までは爆走できるが、その先うまく乗り継げないとやっぱり遅刻だ。 猛然と電話をかけ始める福澤さん、「お助け女神事務所」にでもつながってくれと思っていたに違いない(笑)。 しかし時刻表を持ってる知人が意外に少ないことに気がつき愕然。 やっと手に入れた情報では、ついさっきの新快速(三ノ宮 9:21発)を逸したせいで姫路で 51分待ちというものだった(爆笑)。 くそーっ深津絵里め。

 40分あまり後、姫路にて。

 新幹線は普通に復旧し始めていた(笑)。 まだ運休してる列車もあったが、やってきた列車は遅れているこだま 615号。 611号にそのまま乗ってればよかったんじゃん(笑)。 何とか待ち合わせに 1時間遅れで合流し、無事受験できたのでありました。

●大エピローグ

 その某国家試験は絶好調。 割と多くの問題がスラスラと解け、一応テスト勉強の成果は発揮できたと言っておこう。 まだ明かせないんだけど、万が一合格できたら名称くらいは教えてあげてもいいかな。

 終わりの方に、10 のアイテムにそれぞれ対応する言葉を 20 の語群(「ア」〜「ト」)から選ぶ問題があった。 ほとんどは埋められたのだが、どうしてもわからないものが 3つ残った。 全く見たこともない言葉だったのでどうしようもない。 困ったときの女神頼み、お助け下さいませ三角定規さまっ。

 三角定規に手をかざしてみる。 前日の楽しかった思い出が蘇る。

 みんなオレの受験を応援してくれたもんな、頑張らなきゃ。 景気づけにしこたま飲んだし。 てゆーか下ネタだらけ(笑)、試験の最中に思い出す話じゃねーな。 でもやっぱり極太ソーセージと赤貝が頭をよぎる(笑)。

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 「ア」「ソ」「コ」

 後で調べたら「ア」が合ってたよ(爆笑)。 どうも信憑性のある答えだなーと思ってたら。 もしコレで合格できたらそれは間違いなく三角定規のおかげなわけで、なぎなぎさんをはじめみなさんにお礼言わなきゃ。 そんなハチャメチャな、ちょっとだけ特別なある週末の物語でした。