編集後記(2001年 6月25日号)


【No.0444】 このコーナーは「週刊ゆたんぽ」をパクって作られています。


 異例の 2日連続更新(異例かよ)。 大雨にはご注意ください。

●真相究明一番乗り

 京福電鉄がまたやらかしましたかー。 ったくもー半年に 2回だって、ガキが悪ふざけして近所の窓ガラス割るのと同じペースじゃねーか(不明瞭)。 てゆーかこの言及は昨日号ですべきでしたね、紙面が埋まったらとっとと切り上げちゃうオレ(笑)。

 さっそく廃止しろとか声高に叫ばれてるみたいね。 もちろん地元の方々の都合もあるだろうし、一概にどうすべきか結論を出しちゃいけないのだろうけど。 バス転換すればいいじゃないかって、永く鉄道が通る地域はやっぱり鉄道に依存して栄えているのです。 その証拠に、バスや車だけで栄えた地域に新しく鉄道ができたってほとんど困ることないでしょ。

 ただ、安全対策しようにも金がない今の状況では 3度目も起こる可能性はある。 そりゃ可能性ゼロは無理だけど。 だからこれだけ信頼を失った今、反対を押し切って廃止なんてことになっても文句は言えないよね。 不採算部門を切り詰めるとか、資金のある別会社に買い取ってもらうとか、本当に生まれ変わらないと先は暗いなぁ。 キャッチコピーを「スリル満点!京福電鉄」にするとか(最悪のオチ)。


 今度の事故はなぜ起きたか。 普通列車の運転士が信号を見落としたという線で捜査が進んでるけど、ニュース番組を見てオレは誰も気づいてない事実を発見した。 たぶん警察は知ってて曖昧な発表になってるんだろうけど。 読者諸君いい? 本日号で発表することが誰の入れ知恵も入ってないことの裏づけになるからね(うるさい)。

 これは普通列車が急行列車を待避するはずだった発坂駅の構内配線図。 映像を見たら確かにこうなっていた。 上が福井方面で、普通列車は左のホームで急行列車が来るのを待つことになっていた。 急行はもちろん右のホームへ入る。

 見てほしいのはポイント(分岐器)の形。 単線の路線になぜ盲腸みたいなオマケがついているかというと、これが非常時に列車を本線に入らせないためのトラップなのだ。 赤信号では本線に入らず直進するようポイントが設定され、万一信号無視があっても列車は車止めに突っ込み、決して対向する列車とは正面衝突しない。 逆に言えば、本線に出てしまったということは信号は青だったはず、ということである。 これは半年前の事故とは状況が異なる。

 経験の浅い運転士が事前に異変を察知しなかったのはもちろん悪いんだけど、信号機とポイントがちゃんと連動してたかどうかは調べ直す必要があると思うよ。 公式発表では異常はなかったことになってるけど。 …もしこの盲腸線を全く使っていなかったとしたら論外であります。

●火傷するゼ

 午後から岡山市内へ車で出かけた。 その帰り、すっかり夜になってしまった頃だったか、めちゃめちゃ面白いカーチェイスを経験した。 しかもオレの勝ち(爆笑)。 やや得意気モードなのでその顛末を。

 相手は軽のワンボックスだった(笑)。 オレは母のムーブ。 県道 21号線から国道 2号線へ上がる米倉交差点は右折車線がいつもゲロ混みで、数キロ手前から車線をキープしておかなければならない。 帰宅ラッシュでもなかったが、他の車の走りっぷりを見ていると行きたい方向はだいたいわかる。

 県道(3車線)の真ん中を走っていたオレは、数台前にいるらしい遅い車を避けるべく右車線に移るチャンスを狙っていた。 2台 3台と右へ避けていく。 それに続いてオレも…と思った瞬間、右後方をトロトロ走っていたワンボックスが猛然と突っ込んできた。 何やねんこいつ。

 オレの前に居座ったそいつはやっぱりトロい。 どんどん割り込まれている。 しかしオレが先行しようとすると敵意を剥き出しにするのだ。 国道 2号線(3車線)に上がり、やっとパスできると思って車線変更しようとするとすげー強引に割り込んできやがった。 戦闘開始(爆笑)。

 オレを怒らせると怖いよ。 加速 6,000回転は当たり前(軽だけど)、車間距離もほとんどゼロでしつこく突っついてやんの。 反撃ブレーキは怖いから常にペダルに足をかけつつ(笑)。 それでも知らん顔をしているなこの野郎。 アッパービームで攻撃してもよかったのだが、ノーカスタムのムーブの分際でそれはみっともないからやめておいた(笑)。

 勝機はいつもの場所にあった。 有名な「平田食事センター」付近は長い坂の頂上で、踏みっぱなしのアクセルを緩める車が多い場所。 しかもなぜかいつも右側車線が大きくペースダウンするので、ここぞとばかりに中央に出てヤツの動きを封じる。 すると後ろからついてきて、さらに左車線から追い抜こうとした。 これは身を挺してブロック(笑)。 そのまま国道を下りた。 ついてくる(笑)。

 我が街へは交通量もほどほどの県道を通る。 対向車のおかげで抜かれることもないから、かなり嫌がらせ気味にトロトロ走ってやる(笑)。 バックミラーで運転手のイライラした顔が見える(笑)。 はははは、しびれを切らした方が負けなのだ。 しかし家の近くまで来てしまった、残り 1ハロンくらいしかない。 どこまでついてくんねんこいつ。

 そして路地に入る交差点。 オレは強めに急ブレーキを踏み(笑)、左ウィンカーを出して平然と曲がった。 ちゃんと 30m 手前でしたもん。 対向車もいなかったしね。 その時のヤツの顔、マンガみたいで傑作だったなぁ。 くっくっく。