緊急会見の内容は 3項目目です。 心情の変化を読みとりましょう(なぜ)。
数分後戻ってみると、パソコンは我関せず然として真っ黒。 ? 最近なぜか Ctrl キーを押しながら起動したときに表示されるアノ画面になっちゃうのだが、それすらも表示されず真っ黒。 リセットするも、「Windows 98 を起動しています...」のメッセージさえ表示されないまま。 !!!
どうしよう。 とりあえず役立たずな説明書などをあさってみるが、「正常に起動しない場合は Safe モードで起動して回復を試みます」みたいなことを書いてあんの(笑)。 できないんだってば役立たず。 「それでも起動しない場合はコマンドプロンプトから云々」もういい役立たずめ(爆笑)。
ピクリとも動かないんじゃ手も足も出ないよー。 ので診断するわけだが、症状からしてハード的な異常ではなさそう。 機器は検出されてるらしいし、システムファイルの異常だろうなという予想ができた。 そういえば前日 Defrag をさせた時に Scandisk で引っかかったことがあったなぁ、それで修正された個所がトラブったのかな。 ちなみにその時、2GB しかない HDD なのに Defrag に 11時間もかかったんよね(爆笑)。
こりゃ再インストールかな。 何はともあれ、重要なファイルは救い出さなきゃ。 でも HDD からは起動できない。 …と、MS-DOS 時代にフロッピーで運用してたシステムを思い出したので起動してみる。
昔オレは「バッチファイルの貴公子」と呼ばれていたのだ(初耳)。 autoexec.bat にはエスケープシーケンスとか使ってタイトル画面を作り、MS-DOS シェルは重いので代わりに「FD」を使い、今でいう「秀丸」くらいの操作性があった「SE3」を搭載するというシステムを作っていたのである。 名前が「FJYDOS」だったりする(爆笑)。 聞かれてもいないのに F.J.Y. を名乗っていたのだなぁ。
これで HDD をのぞいてみる。 ドライブが見つからない? …よく考えてみると、ずいぶん昔に FAT32 に変更したんだった(笑)。 んだから Windows の緊急用ディスク(MS-DOS 7.00 だっけ?)から FJYDOS を起動しようとすると「このバージョンの DOS では使用できません」とか断られた(笑)。 この案断念。
しょうがない、DOS の黒子に念仏を唱えてみようか。 悪名高い「コマンドプロンプト」というヤツである。 昔は何も参考にせずにかちゃかちゃこなしていたのだが、ディレクトリごとコピーするコマンドを覚えていない。 ワイルドカードを使うにはディレクトリが多すぎるし、あーもうっ。
そのうち重大なことに気がついた。 ロングネームは別にかまわないのだが、漢字名のディレクトリに移動できない。 黒子では日本語 FEP を組み込めないのだ(ぎゃーす)。 adddrv の知識はもう失っちゃったし。 少々のファイルはあきらめる気にもなったが、作りかけの MIDI と卒論をあきらめるのは忍びなかったなぁ。
一縷の望みをかけて sys でシステムファイルを転送するも効果なし。 command.com のエラーでもなかったのか。 全てをあきらめ、再インストールを模索する。
今のシステムは Win95 から Win98 にアップグレードしたもので、USB 機器が使えない。 どうせ初期化しちゃうなら最初から Win98 を入れようかな。 手元には Win98 はアップグレード版しかなかったが、以前のバージョンの CD-ROM があればいいという説明書きがあって目が輝いた。 しかしフロッピーから起動すると HDD は C: になり、「ドライブ A: にインストールします」とか言い始めた(笑)。 こらーっ。
近所で Win98 の通常版を持ってる人といえば…。 そうかぽんた氏か、しかも SecondEdition だ(ただしバックアップ用だった)。 深夜なのにムーブを走らせ受け取りに行ったが、持ち帰った CD-ROM に setup.exe は含まれていない。 フロッピーから起動すると、AT 互換機じゃないと気づいたのかウンともスンとも言わない(笑)。 これも却下。
どーすりゃいいのよぉ。 おとなしく HDD を初期化し、Win95 をインストールし、Win98 にアップグレードするしかないのかなぁ。 もしかして FAT16 に戻す必要があるとか? これじゃ 3日くらいたっても復元できないよー。
…と何十回目かの再起動をした時、フロッピーを挿すのを忘れていた。 普通に立ち上がった(爆笑)。 すっごい思い悩んだのに、あれこれ策を打ったのに、しばらくネット離脱とふれて回ったのに(笑)、オチが「気まぐれ」ですかいな。 思わず床にヘタれこんでしまった。 未だ原因不明のままである。
これが教訓。 2. はちょっと存在しないかもしれないけどね。 少々 DOS の心得があるオレがこれだけ苦しんだのだから、誰か着手してくれるとうれしいですなぁ。 そんな脱力感満々の福澤さん、今年もやっぱり厄の気配です。