- 去る 6月21日(水)〜 6月25日(日)、福澤さんは初の海外旅行へ行ってまいりました。 みんなどのくらい行ったことあるのかなぁ。 オレは飛行機が嫌いだからなるべく海外は避けてきたんだけど、どうも逃げ切れなくなったらしい(笑)。
行き先はベトナム社会主義共和国最大の都市ホーチミン市(首都ではない)。 グァムでも香港でもなくベトナムとは、こりゃまた通好みの選択だねぇ(どんなだ)。
- いつもは朝刊がポストに届く音を耳にして慌てて布団に入るオレなのだが、出発の日は午前 4時半起床。 しかも目覚まし時計なし(身内仰天)。 これを虫の知らせと呼ばずして何と呼ばんや。 ワクワクして眠れなかったとは解釈しないように(笑)。
- 旅は関西国際空港から始まる。 親戚一同でワンボックスカーを借り、神戸のポートアイランドにある「K-CAT」(Kobe City Air Terminal)から K-JET で関空へ。 初めての関空、初めての渡航手続き。 美しさにウットリ、煩雑さにウンザリ(笑)。
ホーチミン行きは JL 749便、離陸は 14時45分。 飛行機に乗るのはこれで延べ 5回目、クラウチングスタート(誤)にも少しずつ慣れてきた。 とはいえやっぱり怖いもんだよなぁ。 もし墜落したら地上か海面に叩きつけられるまで、数分間の自由落下に耐えなきゃいけないんだもんなぁ(そういう問題)。
- 今回の旅行記では早く離陸できたので(笑)、登場人物を紹介。 うちの父は男 3兄弟の末っ子で、その 3家族計 7人が総勢。
- T伯父さん、K伯母さん、Kねーちゃん
- Y伯父さん、E伯母さん
- 父、オレ
Y伯父さんは腎臓を悪くしていて、来年あたりから人工透析のお世話になるらしい。 となるともう旅行にも行けなくなるから、という理由で召集されたのである。 だから日程調整は手間取った。 特に従姉のKねーちゃんは某有名地元デパートの看板娘なので、なかなか休みが取れなかったらしい。 しかも最近ずっと体調を崩していたのだが、それには目をつぶって引きずっていった(笑)。
- 離陸後 1時間、早くも「夕食」が振る舞われる(早いよ)。 そういうこともあろうかと昼食はうどんに決めたのだが、Y伯父さんにかやくごはんをすすめられたのが余計だった(笑)。 だから腹は減っていない。
前の方の席で「肉になさいますか、魚になさいますか」というスッチーの声が聞こえる。 うんうん肉にしよう。 肉ならカッコよくワインで決めてみるかな。 通路側の父に「ボルドーをお願い」と言うと、渡されたのは白(爆笑)。 なぜじゃーっ。
白を返すわけにもいかず(笑)、赤も分捕った。 ところが出された機内食のメインは「牛肉とゴボウの山椒煮」で、赤ワインと激しく合わない(爆笑)。 結局一番搾りに落ち着くのであった。
他にも書類などいろいろあって、約 5時間のフライト中休めたのは 1時間半だけ。 機内食もドリンクも有料でかまわないから、取捨選択の自由をくれないかなぁ。 いかがでしょう航空各社御中。
- 飛行機が雨雲のたちこめるホーチミンに着陸したのは午後 6時(以下現地時間)。 そんなにも暑くはないがひどい湿度。 スコールにやられた直後とみた。 空港内もどこか陰気で、やむを得ず配置された係員がやむを得ず入国審査をしてくれた。
- 空港前で現地ガイドのクァンさんとご対面。 香田晋の七三ベトナム人バージョンといった感じの人。 身なりがしっかりしていて、この国では上流階級なんだろうなと思った。 大学の 4年間だけで覚えたという日本語はなかなか大したものだが、典型的な「ニホンゴ」であった。
クァン「今は、割と涼しいですー、雨降っただから」
K伯母「日本でも、ツユ、アメ、イッパイフル」
なぜつられる(爆笑)。
- ベトナムの交通事情はすさまじい。 筆舌に尽くせないのが残念である。 四輪の自動車はかなり少ないのだが、代わりに道を埋めるのはカブ。 HONDA の CUB だよ。 多いの何のって、阪神高速を走る自動車群が全部カブに置き換わったと考えていただきたい。 ほとんど全てノーヘル二人乗りで(適法らしい)。 いわば「カブの洪水」なのだが、そんな中を歩いて横断できると思う?(笑) もしこれに慣れたら、日本中どこへ行ってもビビらずに運転できると思うよ。
- 3泊お世話になるのは「New World Hotel」。 日本語に訳すと旅館「新世界」か(誤)。 故小渕前総理や秋篠宮殿下も利用したという五つ星ホテルなのだが(おおーっ)、物価が安いおかげで我々庶民でも泊まれるのだ。 詳しい話は次号以降でお話ししまっす。