早くも 2発目〜。 息切れの予感(笑)。
今回のお題: | 「制汗デオドラント」 |
「王様ゲーム」 | |
「就職」 |
ある週末の夜のこと。 安田くんと宝塚くんは、就職に失敗したらしい荒瀬修造くんを励まそうと思い立ち、歓楽街へとくり出した。
「制汗デオドラント」 「王様ゲーム」 済 「就職」
- 宝塚
- 「修、ショックか」
- 荒瀬
- 「ショックに決まってんじゃん。 しかも、何気なく『しゅうしょく』を織り込まないでくれよ」
- 安田
- 「すまんな荒瀬、何度も言わんと気が済まへんねん」
- 荒瀬
- 「嫌がらせじゃないかよ」
- 宝塚
- 「まぁそう言わないでよ。 今日は修を励ますために来たんだ、笑い飛ばしちまおうぜ」
- 安田
- 「そやで。 何てったって笑いがいちばん」
- 荒瀬
- 「何気なく番宣してるし」
- 宝塚
- 「まぁぱァーっといこうよ。 まずは修、食事だ」
- 荒瀬
- 「だからぁ」
愁色を隠せない荒瀬くんであったが、2人の元気に押されていつの間にか明るさを取り戻しつつあった。 居酒屋でしこたま飲んで酔いの回った 3人は、よせばいいのにそっち系のお店へと…。
- 宝塚
- 「どうだ修、ちゃんと飲んでるかい、わははは」
- 安田
- 「何でオヤジ笑いやねん」
- 荒瀬
- 「こいつ中学生のころからこうなんだよ」
- 安田
- 「飲んだらあかんがな」
- A嬢
- 「修くぅ〜ん、もう飲まないのぉ」
- 荒瀬
- 「あ、お腹いっぱいなんで程々にさせてください」
- 安田
- 「荒瀬、今日は遠慮はあかんで」
- C嬢
- 「そうよぉ、安田くんの言うとおり」
- 宝塚
- 「また禁句を連呼しちゃうぞ、わはははは」
- 荒瀬
- 「やめてよ」
- B嬢
- 「だーめ、あたしの修くんをこれ以上傷つけちゃ、むぎゅ」
- A嬢
- 「『これ以上』って、アンタ何か関係でもあったの」
- 一同
- 「きゃはははは」
- B嬢
- 「じゃゲームでもしよ。 何がいい?」
- A嬢
- 「え‥‥‥」
- C嬢
- 「それは‥‥‥」
- 一同
- 「‥‥‥‥‥‥」
「制汗デオドラント」 済 「王様ゲーム」 済 「就職」 - 福澤
- 「王様ゲームっ!」
- A嬢
- 「アンタ誰よ」
- 安田
- 「ええやん、王様ゲームにしようやないか」
- C嬢
- 「あー、セコい手使った」
- 一同
- 「きゃはははは」
- C嬢
- 「(がさごそ…)それじゃいくよ、王様だーれだ」
- B嬢
- 「あったしー。 んじゃーねー、2番の人はあたしとランバダを踊る」
- 荒瀬
- 「あっ…それは…」
- 一同
- 「いぇーい」
- 荒瀬
- 「でも…」
- 安田
- 「荒瀬いかんで、踊らんと」
- 荒瀬
- 「わ、わかってるよ」
済 「制汗デオドラント」 済 「王様ゲーム」 済 「就職」 - 安田
- 「荒瀬いかんで、踊らんと」
- 荒瀬
- 「どうして 2回言うんだよ」
- 安田
- 「わからんかった人のためや」
- 荒瀬
- 「???」
- 宝塚
- 「まぁいいや、ミュージックスタートぉ!」
- 安田
- 「♪ちゃららららら〜、ちゃららららら〜らら〜」
- 宝塚
- 「それは『オリーブの首飾り』だろ」
- 一同
- 「きゃはははは」
そんなこんなで時間は過ぎていきました。 そしてお勘定の時間、24,000円の請求に荒瀬くん絶句。
- 安田
- 「払えんヤツは挙手」
- 荒瀬
- 「…はーい」
- 宝塚
- 「このくらいは覚悟しないと、わははは」
- B嬢
- 「修くんの顔は覚えたもん、今度は十分持ってくるって約束してね」
- 荒瀬
- 「そうします。 とほほ」
- 安田
- 「今時『とほほ』って口に出すヤツもなぁ」
- C嬢
- 「きゃはは」
- 荒瀬
- 「しょうがないだろ、そろそろ笑いが欲しいところだし」
- 宝塚
- 「うわー、何て作為的修飾文なんだ」
- 荒瀬
- 「あーまた言ったぁ」
- A嬢
- 「きゃはは」
- B嬢
- 「じゃ修くん代わりに罰ゲームね。 家までこの熊の着ぐるみを着て帰って」
- 荒瀬
- 「とほほ」
- 一同
- 「きゃはははは」
うなだれる熊(荒瀬)を連れて帰る 2人。 暗がりでもわかる、赤いシャツを着た黄色い熊は、どう見てもプーさんであった。
今回のお題、有効得票数は 6票。 無効票が多すぎる(笑)。 まーそれは予想されたことだけどね。 みなさんにお知らせ、残った 3票を使って三題噺を作ってみませんか。 今後も募集しますんでね。 やってやるぞって人は福澤までメールをください。