編集後記(2000年 6月 6日号)


【No.0305】 このコーナーは「週刊ゆたんぽ」をパクって作られています。


 早くも 2発目〜。 息切れの予感(笑)。

「三題噺2000」 〜第2回〜

今回のお題:「制汗デオドラント」
「王様ゲーム」
「就職」

「制汗デオドラント」
「王様ゲーム」
「就職」
 ある週末の夜のこと。 安田くんと宝塚くんは、就職に失敗したらしい荒瀬修造くんを励まそうと思い立ち、歓楽街へとくり出した。

宝塚
、ショックか」
荒瀬
「ショックに決まってんじゃん。 しかも、何気なく『しゅうしょく』を織り込まないでくれよ」
安田
「すまんな荒瀬、何度も言わんと気が済まへんねん」
荒瀬
「嫌がらせじゃないかよ」
宝塚
「まぁそう言わないでよ。 今日はを励ますために来たんだ、笑い飛ばしちまおうぜ」
安田
「そやで。 何てったって笑いがいちばん
荒瀬
「何気なく番宣してるし」
宝塚
「まぁぱァーっといこうよ。 まずは、食事だ」
荒瀬
「だからぁ」

 愁色を隠せない荒瀬くんであったが、2人の元気に押されていつの間にか明るさを取り戻しつつあった。 居酒屋でしこたま飲んで酔いの回った 3人は、よせばいいのにそっち系のお店へと…。

宝塚
「どうだ、ちゃんと飲んでるかい、わははは」
安田
「何でオヤジ笑いやねん」
荒瀬
「こいつ中学生のころからこうなんだよ」
安田
「飲んだらあかんがな」
くぅ〜ん、もう飲まないのぉ」
荒瀬
「あ、お腹いっぱいなんで程々にさせてください」
安田
荒瀬、今日は遠慮はあかんで」
「そうよぉ、安田くんの言うとおり」
宝塚
「また禁句を連呼しちゃうぞ、わはははは」
荒瀬
「やめてよ」
「だーめ、あたしのくんをこれ以上傷つけちゃ、むぎゅ
「『これ以上』って、アンタ何か関係でもあったの」
一同
「きゃはははは」
「じゃゲームでもしよ。 何がいい?」
「え‥‥‥」
「それは‥‥‥」
一同
「‥‥‥‥‥‥」
「制汗デオドラント」
「王様ゲーム」
「就職」
福澤
王様ゲームっ!」
「アンタ誰よ」
安田
「ええやん、王様ゲームにしようやないか」
「あー、セコい手使った
一同
「きゃはははは」

「(がさごそ…)それじゃいくよ、王様だーれだ」
「あったしー。 んじゃーねー、2番の人はあたしとランバダを踊る」
荒瀬
「あっ…それは…」
一同
「いぇーい」
荒瀬
「でも…」
安田
荒瀬いかんで、踊らんと」
荒瀬
「わ、わかってるよ」
「制汗デオドラント」
「王様ゲーム」
「就職」
安田
いかんで、踊らんと
荒瀬
「どうして 2回言うんだよ」
安田
「わからんかった人のためや」
荒瀬
「???」
宝塚
「まぁいいや、ミュージックスタートぉ!」
安田
「♪ちゃららららら〜、ちゃららららら〜らら〜」
宝塚
「それは『オリーブの首飾り』だろ」
一同
「きゃはははは」

 そんなこんなで時間は過ぎていきました。 そしてお勘定の時間、24,000円の請求に荒瀬くん絶句。

安田
「払えんヤツは挙手」
荒瀬
「…はーい」
宝塚
「このくらいは覚悟しないと、わははは」
くんの顔は覚えたもん、今度は十分持ってくるって約束してね」
荒瀬
「そうします。 とほほ」
安田
「今時『とほほ』って口に出すヤツもなぁ」
「きゃはは」
荒瀬
「しょうがないだろ、そろそろ笑いが欲しいところだし」
宝塚
「うわー、何て作為的修飾文なんだ」
荒瀬
「あーまた言ったぁ」
「きゃはは」
「じゃくん代わりに罰ゲームね。 家までこの熊の着ぐるみを着て帰って」
荒瀬
「とほほ」
一同
「きゃはははは」

 うなだれる熊(荒瀬)を連れて帰る 2人。 暗がりでもわかる、赤いシャツを着た黄色い熊は、どう見てもプーさんであった。


●総評

 最悪(爆笑)。 登場人物が一挙に 6人になっちゃったし、女の子は笑ってるばかりだし(笑)、急いで書いたとはいえひどい出来になっちゃったなぁ。 あとそれから、オチを早々と思いついたおかげでストーリーに幅がなくなった(笑)。

 今回のお題、有効得票数は 6票。 無効票が多すぎる(笑)。 まーそれは予想されたことだけどね。 みなさんにお知らせ、残った 3票を使って三題噺を作ってみませんか。 今後も募集しますんでね。 やってやるぞって人は福澤までメールをください。