編集後記（2000年 6月 5日号）

　新企画 1発目。　不発だったらさっさと撤収するから（笑）、感想を寄せてねん。

　ここはある学生食堂の片隅。　何でも知りたがる安田くんと、芸能関係にはおっそろしく詳しい宝塚くんが、いつものように仲良く日替わり定食（530円）を食べていました。

安田

「なーなー宝塚、なーってばー」

宝塚

「はいはい」

安田

「聞きたいことあるんやけどええか」

宝塚

「今日の受付は終了しました」

安田

「んなこと言わんと。　あのなぁ、南野陽子について教えてほしいんや」

宝塚

「またいきなりどうしたの」

安田

「にわかファンになってもうてん」

宝塚

「勝手になればいいじゃない」

安田

「友達に借りたビデオの中になぜか『スケバン刑事�U』が入っとってな、しゃーないから見たらハマってもうてん」

宝塚

「きみの好みだったっけ？」

安田

「ちょっとだけな。　でな、ナンノって誕生日いつやったっけ」

宝塚

「1967年 6月23日だけど」

	「一坪 100円」
済	「わだりゅー」
	「桃太郎侍」

安田

「おおっ、わだりゅーと同じ日やな」

宝塚

「何できみがそんなの知ってるの」

安田

「オレをどこの出身やと思うてんねん」

宝塚

「そのなまりだと…てっきりえせ関西人かと」

安田

「やかっしぃわボケッ」

宝塚

「京都の近所とは思えないなぁ」

安田

「ほっとけ。　でな、誕生日もうすぐやったら何かプレゼントしようかと今思うてんけど」

宝塚

「そんなの無駄に決まってるじゃないか。　一流の有名人ともなるとどんな数のファンレターが届くのか、僕らには想像もできないくらいなんだ」

安田

「お前もえせ関東人やな」

宝塚

「それは言わないでくれよ」

安田

「小さなことからコツコツとやるのが大事なんやないかい」

宝塚

「きよし師匠か」

安田

「スケバンといえばヨーヨーやな。　オレさっそく買うてきてん」

宝塚

「どこかのページの管理人みたいなアクションの早さだね」

安田

「しかもかなり練習したで。　どや、そういうところもそっくりやろ」

宝塚

「‥‥‥‥」

安田

「相手の前にびろーんって投げつけるのもできるようになったし。　ほれ（びろーん）」

宝塚

「うわっ、危ないなぁ」

安田

「そうやって相手の腰が引けたところで決めゼリフ」

宝塚

「おぉ、かっこよくビシッと」

安田

「ひとぉーつ、人の世の生き血をすすり」

	「一坪 100円」
済	「わだりゅー」
済	「桃太郎侍」

宝塚

「桃太郎侍じゃん」

安田

「最初だからこういうボケもあり」

宝塚

「？？？」

安田

「それともな、オレが華麗な技を披露してる姿を写真におさめて送るっちゅうのはどうや」

宝塚

「まあね、顔がわかる分意味はあると思うけど」

安田

「よっしゃ、そうと決まったら決行や」

宝塚

「毎度のことながら即断即決だなぁ」

安田

「何事も早いほうがええねん」

宝塚

「って言うけど、あの人早くて困るってなっちゃんが言ってたよ」

安田

「ホームページでそんなこと言うな」

宝塚

「本当なの？」

安田

「試してみる？」

宝塚

「絶対にイヤ」

安田

「じゃ決まりや、12枚撮りの『写ルンです』買うといてな、よろしく頼むで」

宝塚

「はいはい」

安田

「代金はツケで」

宝塚

「ちょっとちょっと」

安田

「ええ話思いついたんや。　もしその写真が本人の目に止まってみぃな、お返事とかもらえるかもしれへんやん」

宝塚

「無理だと思うけどなぁ」

安田

「そうなったらすごいことやで。　直筆…さすがに直筆ちゃうやろけど、ナンノの直文や。　コピーして 100円で売りさばくねん」

宝塚

「ただの紙切れが 100円？」

安田

「ただの紙切れやあらへん。　何度も言うけどナンノやで、思いっきし拡大したんねん。　1坪くらいに」

済	「一坪 100円」
済	「わだりゅー」
済	「桃太郎侍」

宝塚

「一坪 100円ってこと？」

安田

「読み終わったらレジャーシートとしてお使いください」

宝塚

「ナンノ意味があるの、それに」

安田

「ナンノ意味もない」

宝塚

「ナンノこっちゃ」

安田

「もう季節終わったけど、花見の場所取りが一坪 100円やったら悪い話ちゃうやろ」

宝塚

「そりゃ…そうだけどなぁ」

安田

「そや、堀越の学園祭で場所取りに使おうや」

宝塚

「話がバラバラになってきたよ」

安田

「あっ、ナンノの好きな赤いバラを贈ろか」

宝塚

「もう知らないっ」

●総評

　あー疲れた（笑）。　最初から固有名詞じみたのが 2つ届くんだもん、ネタの整合性にかなり悩んだね。　6月23日生まれって有名な人ほとんどいないし（笑）。　こんなのを毎週やってた鶴瓶とざこばはすごいなぁ、と改めて実感。

　今後について。　もちろん募集は続けますが、もっと普通の言葉にしてね（笑）。　こんなのじゃ身が持たない（笑）。　ネタの選択方法はやっぱりナイショ。　自分の中でルールを決めて選ぶつもりです。

　今日はお題が 4つ届いたんだけど、「バッタ人間の悲哀」というのはボツにさせていただきました（爆笑）。　んなの送ったのは誰じゃーっ。　ホスト名から割り出してやるぞ。